連載目次 .NETには「COM相互運用」と呼ばれる機能があり、COMコンポーネントを手軽に呼び出すことができる。一方、ExcelをはじめとするOffice製品は、その機能をマクロ(VBA)などからも活用できるようにCOMコンポーネントとして実装されている。このため、COM相互運用を使えば.NETアプリケーションから容易にExcelやWordのファイルを開き、それをさまざまに操作することが可能だ。本稿ではその基本的な記述方法として、Excelファイルをオープンしてワークシート上のセルの内容を参照する例を紹介する。 参照の追加 アプリケーションからExcelにアクセスするには、まずExcelが公開するCOMコンポーネントへの参照をプロジェクトに追加する。これには[参照の追加]ウィンドウで[COM]タブを選択し、「Microsoft Excel 12.0 Object Library」(Exce
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