家というのは、大工さんに建ててもらうものと思っていた。 だけど、大分の竹職人・経営者の高江さんは、自分でログハウスの家を建ててしまった。 また、大分由布院の森に、ブログ友達のアーティスト、コオロギさんと足達タツヤさんは、土のうでつくるアースバッグハウスを建ててしまった。 そもそも、家というものは、その気になれば、自分で建てることができるらしい。 そんな風に認識を変えたのは最近のことで、自分の家は、どこかの工務店さんが建てた中古の和風の家だし、立地も何の変哲もない住宅街の一角で、上のおふたりのように素敵な森のなかにあるわけじゃない。 実際のところは、「変哲もない」というのも褒めすぎで、家のすぐ近くに、巨大な巨大な球体の貯水槽があり、それがめちゃくちゃ目障りなのだ。 しかも、それは相当老朽化しており、大きな地震でもくれば、破裂して水を吹き出して僕の家まで水浸しにするか、最悪の場合、支えが壊れて
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