ミャンマー国軍のミンアウンフライン総司令官。首都ネピドーで行われた第77回国軍記念日の軍事パレードにて(2022年3月27日撮影)。(c)AFP PHOTO /MYANMAR MILITARY INFORMATION TEAM 【4月24日 AFP】ミャンマー国軍は22日、国内の少数民族武装勢力に対し、直接対話による和平交渉を呼び掛けた。同国では昨年2月の軍事クーデターに抗議する民主派も新たな抵抗勢力となっており、軍政は対応に苦慮している。 ミャンマーには約20の少数民族武装勢力が存在する。多くは国境地帯を実効支配し、麻薬取引や天然資源、自治権をめぐって国軍や他の少数民族と衝突を繰り返している。 一方、民主派は、国家顧問だったアウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)氏を失脚させ実権を握ったクーデターに反発し、「国民防衛隊(PDF)」を創設。それを受け入れ、軍事訓練を提供してい