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  • 一文人形:豊泉堂

    入手場所:民芸の店ぶんご 大分県大分市府内町3-7-29 TEL:097-532-6436 バナー↓をポチポチッとお願いします 大分市にある「民芸の店ぶんご」さんの店内は郷土玩具で溢れている。 ソロキャンプをするなら、ここの店内にテントを張って泊まってみたい。 郷土玩具に囲まれて眠ったら最高だろうな~♪ 店内の一画に、一文人形(首人形)が藁束に刺されて販売されていた。 一文人形は竹串の先端に長さ4~6cmほどの土製の頭(かしら)が付いた首人形。 どの顔も目の周りや頬に薄い紅、目の 内側から鼻に沿って隈取のような赤い線が入っている。 顔が描かれているのは前面だけ。 裏は扁平で白く塗られていて、それぞれ「い・ろ・は…」の文字が書かれているので、説明書と照らし合わせれば人形の名前が分かる仕組みになっている。 同封の栞によると… 大分県柞原神社の夏祭に三百年の昔から「浜の市」が開かれ、その路傍で名

    一文人形:豊泉堂
  • 佐原 鶏張り子:三浦屋

    入手場所:三浦屋 千葉県佐原市佐原イ1978 TEL:0478-54-2039 バナー↓をポチポチッとお願いします 高さ7.5cm、幅9cmほど。 とても素朴でユニークな形をしている鶏の張り子。 佐原市といえば「北総の小江戸」として知られていて歴史的な街並みが残っている。 近くには「伊能忠敬記念館」「香取神宮」などの観光スポットがある。 この日、三浦屋さんは休みで佐原駅の広場に居るとの事。 駅前にあるイベント会場は大盛況だ。 三浦屋さんのテント内にはいろいろな種類の張り子が並んでいたが、 とりわけ来年の干支である酉関係の張り子が沢山あり、この日の一番人気も鶏張り子のようだ。 「佐原張り子」は千葉県の伝統的工芸品にも指定されている佐原市を代表する郷土玩具。 その製法は… 1.型に和紙を糊張りし、2~3日乾燥 2.切れ目を入れて型を取りだし、切れ目を合わせつける 3.胡粉、ニカワを練り合わせた

    佐原 鶏張り子:三浦屋
  • モマ笛:筑前津屋崎人形巧房

    入手場所:山響屋 福岡県福岡市中央区今泉2-1-55 TEL:092-753-9402 バナー↓をポチポチッとお願いします 福岡県郷土玩具ツアー。 続いて博多にある「山響屋」さんにお邪魔した。 マンションの1階にある民芸と玩具の店。 こぢんまりとした店内には所狭しと全国の郷土玩具が並んでいる。 津屋崎人形は福岡県福津市津屋崎で安永年間(1770年代)より作られている歴史のある郷土玩具。 その代表作と言っていいのがモマ笛だ。 高さ3.5cm、長さ4cmほどの可愛らしいフクロウの土人形。 フクロウの人形は珍しいね。 後ろに穴が開いて土笛になっているので吹いてみると「ホーホー」とフクロウに近い音色が響いた。 同封の栞によると… 津屋崎ではふくろうのことを「モマ」 と言います。 ふくろうは先を見通す能力を持つ生き物とされ、地元の宮地嶽神社では昔から縁起物としてモマ笛が授与されていました。 お年寄り

    モマ笛:筑前津屋崎人形巧房
  • 佐野 囲碁土鈴

    バナー↓をポチポチッとお願いします 茶々丸さんからの頂き物のため正式名称は不明… 顔立ちからして佐野市の相沢さんの作品だと思う。 タイトルは分かりやすく「 囲碁土鈴」と書いたけど… 実際には碁石を入れる容器(碁笥)に顔が書いてあるので「碁笥(ごけ)土鈴」が正解かもしれない。 碁盤の上に怖い顔をした黒い碁笥と、優しい顔をした白い碁笥がいる。 実際にはこの二人?が戦うのでは無く、中の碁石で勝負するんだけど… 顔を見るとやる気満々(特に黒の方)! 「これから勝負をするぞ!」という感じが伝わってくる土鈴だ。 入手日:2004年12月7日 ※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。 【笑い豚2】 60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。 http://waraibuta2.blog.fc2.com/ 最後まで読んで下さり ありがとうございました バナー↓

    佐野 囲碁土鈴
  • 大分 宇佐神宮の白鳩笛:豊泉堂

    入手場所:民芸の店ぶんご 大分県大分市府内町3-7-29 TEL:097-532-6436 バナー↓をポチポチッとお願いします 高さ約7.5cm、長さ約5cm、宇佐神宮に縁のある白い鳩の土笛。 全体が白く塗られ赤い点だけで目と口を絵付けしたシンプルな鳩笛だ。 体は真っすぐだけど顔だけ左を向いているのが珍しい。 同封の栞に鳩笛の由来が書かれていた。 【白鳩笛緣起】 日人に最も親しまれている神様の御一人である”八幡さま”が、何故宇佐の地に初めて出現されたかについては諸説有るが、その一つに欽明天皇の二十九年(五六八) 宇佐郡菱形池(宇佐神宮境内)のほとり、小倉山のふもとに居た鍛治の翁の話が有る。 コノ翁、身一つに頭が八つ有り、人気が之れを見れば必らず大半の人が死亡すると云う、此の希異な話を聞きつけた大神比義(オオガノヒギ)なる人が見に行ってみたが誰も居らず、そのかわり木の上に一羽の金色の鷹が止

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  • 尾崎人形 鳩笛:尾崎人形保存会

    入手場所:うなぎの寝床 福岡県八女市町327 TEL:0943-24-8021 バナー↓をポチポチッとお願いします 佐賀県を代表とする郷土玩具、尾崎人形。 30種ほどある尾崎人形の中で鳩笛(テテップゥ)は一番メジャーだ。 同封の栞に「尾崎人形」の事が書かれていた。 【尾崎人形の由来】 伝承によると「弘安4年(1281年)蒙古が襲来した元寇(弘安の役)の際、捕虜になった蒙古軍の兵隊が人形を作って吹き鳴らし、遠い祖国を偲んだ。そして技術は地元民に伝わり、焼き物が盛んになった」と伝えられています。 この焼き物はやがて尾崎焼として、瓦、火鉢、鉢物類を焼くようになり、江戸時代には佐賀藩から幕府への献上品の一つになりました。 尾崎焼の人形作りは、一時途絶えた時期もありましたが尾崎西分地区の「尾崎人形保存会」の手によって再開され、現在も存続されています。 へぇ~、尾崎人形って蒙古軍の兵隊が作ったのが始

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  • 宇土 虎張り子:山本るみ子さん

    入手場所:熊県伝統工芸館 熊県熊市中央区千葉城町3-35 TEL:096-324-4930 バナー↓をポチポチッとお願いします 熊旅行の際、前もって熊県内の郷土玩具を一手に展示・販売している「熊県伝統工芸館」に連絡、入手したい郷土玩具の取り置きをお願いした。 レンタカーで熊市の市内観光、熊城の周りは震災の爪跡が生々しく残っていた。 目的の熊県伝統工芸館は熊城から目と鼻の先にある。 1階の「工芸ショップ匠」で名前を告げると、予約しておいた郷土玩具をカウンターに並べてくれた。 高さ6.5cm、長さ13cmほどの虎張り子。 大きく口を開いた虎は笑っているような可愛らしい顔立ち。 虎張り子が大好きで張り子人形の中で一番多く集めているが、この虎が一番かわいい顔をしていると思う。 同封の栞に宇土張り子の説明が書かれていた。 伝統工芸 宇土の張子 「宇土の張子」は江戸時代の終わり頃、

    宇土 虎張り子:山本るみ子さん
  • 熊本 木の葉猿(馬乗猿):木葉猿窯元

    入手場所:熊県伝統工芸館 熊県熊市中央区千葉城町3-35 TEL:096-324-4930 バナー↓をポチポチッとお願いします 熊旅行の際、前もって熊県内の郷土玩具を一手に展示・販売している「熊県伝統工芸館」に連絡。 入手したい郷土玩具の取り置きをお願いした。 レンタカーで熊市の市内観光、熊城の周りは震災の爪跡が生々しく残っていた。 目的の「熊県伝統工芸館」は熊城から目と鼻の先にあった。 1階にある「工芸ショップ匠」で名前を告げると、予約しておいた郷土玩具をカウンターに並べてくれた。 その中の1つが高さ10cmほどの木の葉猿(馬乗猿) 木の葉猿(このはざる)は、猿の形をした素焼きの土人形は熊県を代表とする郷土玩具。 馬に乗った猿のとぼけた顔立ちが印象的。 素朴な手びねりで作られた猿、赤・青・白の彩色がエキゾチックでアフリカの民芸玩具のようにも見える。 購入した熊県伝

    熊本 木の葉猿(馬乗猿):木葉猿窯元
  • 肥後民芸 彦一こま:井芹眞彦さん

    入手場所:熊県伝統工芸館 熊県熊市中央区千葉城町3-35 TEL:096-324-4930 バナー↓をポチッとお願いします 高さ8.5cmほど。 左手には酒の徳利、右手には「彦一」と書かれた栞を持ち、笠を被った可愛らしいタヌキのお人形。 かと思いきや… 実はこのタヌキ、分解すると4つの独楽になるカラクリ独楽なのだ。 同封の栞に彦一こまの説明が書かれていた。 【古い革袋に盛った新しい民芸品】 ◎彦一頓智小話に起縁する 「たぬきコマ」 九州が生んだ頓智彦一については沢山の小話があるが 人をダマス理も彦一に逢うては手も足も出ず遂に彦一の家来となって従順したという… この有名な小話を作品化したものである。 一家のユーモア、疾病除け、盗難除けのマジナイとして創作された漫画的野趣豊かな民芸品で縁起玩具として広く愛好されている。 【彦一頓智小話の一つ】 彦一がある朝、畑の見廻りに行ってみ ると、自

    肥後民芸 彦一こま:井芹眞彦さん
  • 富士天狗(富士太郎):富士山本宮浅間大社奥宮

    入手場所:富士山宮浅間大社奥宮 静岡県富士宮市富士山頂上官有無番地 バナー↓をポチッとお願いします わが地元、沼津市から見える霊峰富士。 幼い頃から(いつか山頂まで登ってみたい)と思っていた夢が現実のものとなった。 富士登山当日。 夜中の3時頃、五合目から真っ暗闇の中登り始め… ヒーヒー言いながら、やっとの思いで富士山の頂上にたどり着いた。 「みんな、ここ(日一高い場所)でジャンプをすれば、その瞬間だけ日一高い場所にいた人になれるぞ!」と言ったら全員がジャンプを始めたw 無事に登頂できたので、日一高い場所にある神社「富士山宮浅間大社奥宮」へお参りに… 社務所で天狗の面をあしらった授与品を発見。 「富士頂上 奥宮」を書かれた木の札に棕櫚葉の神紋印が押されている。 口と髭が富士山を象っているように見えるね。 富士山は標高3776メートル、日一の高さを誇る山。 古くから霊峰として崇拝

    富士天狗(富士太郎):富士山本宮浅間大社奥宮
  • 太宰府 うそ鳥:御菓子処 梅園

    入手場所:御菓子処 梅園 福岡県太宰府市天満宮参道 TEL:092-922-4058 バナー↓をポチッとお願いします 九州旅行の際、絶対に行きたいと思っていた場所が「太宰府天満宮」 菅原道真公(天神さま)を御祭神とする全国12000社の総宮だ。 天神さまの人形は各地にあり、それぞれ特徴があって楽しい。 実在の人物が各地で人形化されているのって菅原道真公だけじゃないかな? 日人が愛する坂龍馬も張り子になっていないし… 徳川400年の歴史を築いた徳川家康(東照大権現)も人形になってないもんね。 太宰府天満宮の名物といえば「梅ケ枝」 参道には梅ケ枝を製造販売する店が軒を連ねていた。 そんな中、郷土玩具マニア垂涎の和菓子を発見した。 太宰府名物「うその」 天満宮参道の中でもひときわ目立つ御菓子処「梅園」で販売されている。 なんと! の中に鷽(うそ鳥)の土人形が1体埋まっているのだ。

    太宰府 うそ鳥:御菓子処 梅園
  • 佐賀 みみずく土鈴:のごみ人形工房

    入手場所:うなぎの寝床 福岡県八女市町327 TEL:0943-24-8021 バナー↓をポチッとお願いします 能古見(のごみ)人形は佐賀県を代表とする郷土玩具。 1945年、染色家の鈴田照次さんが製作を始めた。 日三大稲荷の一つ「祐徳稲荷神社」で魔除けや開運人形として売り出したところ、縁起物として参拝客に大人気になったそうだ。 高さ6cm、幅5cmの「みみずく土鈴」は身体がグレーで目が黄色、赤いのは鼻に見えるけどクチバシなんだろうね。 目をクリクリっと大きく見開いて可愛らしい顔をしている。 フクロウとミミズクの違いを決定づけるのが左右にピンと立つ耳(羽角) 耳がある方がミミズクってめっちゃ覚えやすい。 昭和二十年の終戦時、九州有明海に面した環境でのごみ人形を作り始めました。 当時は終戦による混乱と飢えで荒みがちな世相だったことから、少しでも心に潤いと楽しさを届けたいとの思いが込められ

    佐賀 みみずく土鈴:のごみ人形工房
  • 大分 姫だるま土鈴:豊泉堂

    入手場所:民芸の店ぶんご 大分県大分市府内町3-7-29 TEL:097-532-6436 バナー↓をポチッとお願いします 目と口が点で描かれためっちゃキュートな土鈴。 真っ赤な体に松と梅の模様が描かれている。 日の各地に「姫だるま」はあるけど、大分の「竹田の姫だるま」も有名。 この可愛らしい姫だるまの土鈴は「竹田の姫だるま」を模して作られたようだ。 同封の栞に姫だるま土鈴についての由来が書かれていた。 【姫だるま土鈴】 今から330年前(昭和50年)慶安二年の事、旧岡藩の禄高低き士雑賀勘左衛門の綾女が、古き因習的な家庭上の事情から或降雪の夜家を追い出されたが、一旦嫁ぎし家を出るに忍びず二日二晩納屋の前で座し、遂に力尽きて天国に行く一歩の処で夫に助けられ、以後目覚め、姑や一家の人々と清く美しく行き抜いた典型的な女性の姿を、今に郷土玩具「竹田の姫だるま」として古くより伝えられているその姿

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  • 琉球張り子 小人乗りクワガタ:豊永盛人さん

    入手場所:玩具ロードワークス 沖縄県那覇市牧志3-6-2 TEL:098-988-1439 バナーをポチッとお願いします 子供の頃から昆虫が大好きで、未だに夏になると昆虫採集に行っている。 中でも1番好きなのがクワガタ(特にミヤマクワガタ)。 そんなクワガタの張り子が沖縄にある事を知った。 NHKの朝ドラ「ちむどんどん」も毎朝観ていて沖縄に憧れを抱いていた矢先の事だ。 (こりゃ~、いても立ってもいられないぞ!) てな理由で沖縄旅行を決めた。 クワガタの張り子を販売する「玩具ロードワークス」さんは那覇市の中心部。 国際通りから少し入った路地にあった。 こぢんまりとした店内には赴きのある人形がいっぱい! どの張り子も小型でユーモラスな形をしている。 オイラの好みにピッタリじゃないか♪ (全部下さい!)と言いたいところだけど… 我がツンドラ財布ではとても無理。 購入した「小人乗りクワガタ」は緑と

    琉球張り子 小人乗りクワガタ:豊永盛人さん
  • 英彦山がらがら:英彦山がらがら鈴類窯元

    入手場所:民芸の店ぶんご 大分県大分市府内町3-7-29 TEL:097-532-6436 バナーをポチッとお願いします ※民芸の店ぶんごさん この「英彦山がらがら」は英彦山(ひこさん)に古くから伝わる土鈴。 魔除け・災害除けのご利益のある福岡県知事指定特産民工芸品だ。 赤と青で簡単な装飾をした素焼きの鈴型土鈴に稲藁を通したものが5つ束ねられている。 赤は太陽、青は水を表しているそうで、大きく開いた鈴口から鳴子の玉が見える素朴な土鈴。 振ってみるとカラカラと素焼きならではの乾いた音色が響く。 同封の栞に由来が書かれていた… 【英彦山がらがらの由来】 文武天皇の慶雲(約1300年前) 国中旱害のとき、天皇は彦山に使いを差遣して祈願させたところ、たちどころに霊験あり、御礼のために鈴一口を奉納させた。(中略) 土鈴の歴史をひもとくとき最初に「がらがら」が登場するほど、日全国を通じて英彦山土鈴は

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  • 博多 にわか明太だるまみくじ:中川政七商店

    入手場所:中川政七商店 アミュプラザ博多店 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 TEL:092-409-6807 バナーをポチッとお願いします 博多に行く前、「るるぶ情報誌」で福岡県のグルメや土産物を調べていると… (どうしても手に入れたい!)と思ったダルマがあった。 これを郷土玩具の部類に入れるのは“いかがなものか?”と自分でも思うけど… 「博多にしかない郷土の達磨(人形)」だと思えばいいじゃないか。 JR博多駅で降り、すぐさま博多駅の複合商業施設「JR博多シティ/アミュプラザ博多」の1階にある「中川政七商店」に向かった。 店内の片隅に並んでいた「にわか明太だるまみくじ」 高さ4cmほどの可愛らしい達磨さんだ。 顔には「にわか」と「明太子」という博多名物2つが描かれている。 “にわか”とは博多で長い歴史を持つ郷土芸能「博多仁和加」で使われる半面。 とぼけた眉毛と目だけが描かれた赤いお面

    博多 にわか明太だるまみくじ:中川政七商店
  • 国東 修正鬼会お守り:民芸六郷山房

    入手場所:民芸の店ぶんご 大分県大分市府内町3-7-29 TEL:097-532-6436 郷土玩具を求め大分県にやってきた。 来なら製作者さんのもとにお邪魔して、直接お話を伺いたいんだけど… 過密なスケジュールを組んでしまったので郷土玩具に使える時間は少しだけ。 なので前もって「民芸の店ぶんご」さんに電話して欲しい人形を揃えて貰っていた。 バナーをポチッとお願いします 九州旅行当日、熊市から阿蘇山を越え別府温泉にやって来た。 地獄めぐりを楽しんだ後、大分市に行き「民芸の店ぶんご」さんに入店。 (うわぁ~凄い!) いままでいろいろな郷土玩具を販売しているお店を見て来たけど、ここまで数多く揃っているのは初めて。 店内をぐるっと回ってみると日各地の郷土玩具や民芸品、陶器や漆器を販売している。 しかもメッチャ安いじゃないか♪ 「ここの郷土玩具を全部下さい!」と言いたいところだけど… 財布の

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  • 沖縄張り子 唐獅子(シーサー):中村真理子さん

    入手場所:那覇市伝統工芸館 沖縄県那覇市牧志3-2-10 TEL:098-868-7866 バナーをポチッとお願いします 沖縄旅行の1ヶ月ほど前。 「琉球玩具製作所 こくら」さんのホームページを拝見してメールを送らせて頂いた。 すると翌日。 「琉球玩具製作所 こくら」の代表を務める中村真理子さんからとても丁寧な内容の返信が届き嬉しくなった。 中村さんは琉球玩具製作の第一人者 故古倉保文さんのお孫さん。 古くから愛され続けた古倉さんの琉球玩具を継承して活躍されている。 来なら中村さんの工房で沖縄張り子を入手したかったんだけど… 小売りはしていないようなので、那覇市伝統工芸館で取り置きをお願いした。 購入した「唐獅子(カラシシ)」は長さ19cm、高さ15cmほど。 腰を高く上げ、今にも飛びかかって来そうな獅子(シーサー)の張り子。 緑色の身体に赤や黄色でエキゾチックな模様が描かれている。 全

    沖縄張り子 唐獅子(シーサー):中村真理子さん
  • 人吉のきじ馬:住岡玩具製作所

    入手場所:熊県伝統工芸館 熊県熊市中央区千葉城町3-35 TEL:096-324-4930 バナーをポチッとお願いします 九州地方独特の郷土玩具である“きじ馬”、別名“きじ車”ともいう。 野鳥のキジを模して木材を削って造る素朴な郷土玩具だ。 きじ車は大きく分けて福岡県の山間部で作られる「清水系」 大分県の山間部で作られるめっちゃ素朴な「北山田系」 そして熊県人吉市で作られる「人吉系」と、3つの系統に分類されている。 人吉系きじ馬は熊県の代表的な郷土玩具の1つ。 きじ馬(4号)の長さは12.5cm、きじ馬(2号)は6.5cmと可愛らしいサイズ。 赤と黄色と緑で彩色、ラスタカラーが目立つカラフルな“きじ馬”だ。 頭部に書かれた「大」の文字は子供の健やかな成長を願い込めたもの。 松の木を輪切りにした車輪が付き、紐で引っ張って遊べるようになっている。 人吉のきじ馬は今から約800年前、壇

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  • 熊本 おばけの金太:摩賀八郎さん

    入手場所:熊県伝統工芸館 熊県熊市中央区千葉城町3-35 TEL:096-324-4930 バナーをポチッとお願いします 夫婦で九州旅行に行く事になった。 九州といったら郷土玩具の宝庫、どこで何を買おうか考えるだけでワクワクしてくる♪ 最初に向かうのは熊県。 来なら製作者さんのもとを訪れ、いろいろな話を伺いたいんだけど… 3泊4日で九州5県を巡るという、とてつもない旅程を組んでしまったので郷土玩具に使う時間は限られている。 なので熊県内の郷土玩具を一手に展示・販売している「熊県伝統工芸館」に連絡、入手したい郷土玩具の取り置きをお願いした。 熊空港からレンタカーで最初に向かったのが熊城。 未だ震災の爪痕が生々しく残る姿を目の当たりにして自然の怖さを知った。 目的の熊県伝統工芸館は熊城から目と鼻の先にあった。 1階の「工芸ショップ匠」で名前を告げると、予約しておいた郷土玩

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