「わらしべ長者」の面白さ (NaokiTakahashiの日記)物々交換経済における財テク成功物語として射幸心を煽るところが面白いのか(現実からの/現実への影響を重視する読み方)、あるいは、反復拡大のストーリー構造がレトリック的に面白いのか(物語の技術に注目した読み方)。これを「フィクションの読み方」として一般化すると、 A: 登場人物になりきって(自分の立場に置き換えて)読む B: メタ的に(構造分析的に)読む っていうふうになるのかなあ。僕自身はたぶんBに傾いた読み手なんだと思います。構造いじりとかメタっぽいのとか大好き。でも普通に「物語体験」をしたいだけならAに特化したほうがいいんだろうな。 (追記)上と関連して 物語と現実 (NaokiTakahashiの日記) おおむね理解。ただ、 > 物語が物語として機能するのに、現実というバックボーンは必要とされない ここだけよくわからないか