台湾のソーシャルネットワークといえば、台湾の国立交通大学の学生だった簡志宇が立ち上げた「無名小站(Wretch)」が長らく台湾でのユニークユーザー数、利用率などでトップの座を占めてきました。 しかしこの数年、台湾では Facebook ユーザーが爆発的に増えた結果、台湾ユーザーのページ滞在時間は Facebook が一位の座をあっさりと奪う結果となりました。 もちろん、無名小站は台湾ローカルのソーシャルネットワークとして、特にサービス開始以来10年以上に渡ってユーザーが蓄積してきたコンテンツを持つ強みを依然として発揮しています。そこで、今回は台湾のソーシャルネットワークの入門編として、無名小站と Facebook の2つを見てみることにします。 無名小站は無料で使えるソーシャルネットワークサービスで、写真や映像を投稿できる個人のブログサービスとして、今でも台湾のほぼ全てのネットユーザー