【ニューヨーク=池松洋】米グーグルは10日、超高速のインターネット接続サービスを米国内で試験的に提供すると発表した。 接続速度は1秒間に1ギガ・ビットと、日本の光ファイバー(100メガ・ビット)の10倍、米国の一般的な高速回線の100倍の速さとする計画で、最大50万人に比較的安価で提供するという。サービス開始時期や地域は明らかにしていない。 超高速回線を提供することで、医療用の3次元映像や映画、大学の遠隔講義などネットの活用範囲を広げ、グーグルのネットサービス拡大を模索する狙いがあると見られる。 グーグルのネット接続サービス参入は、米国の他の通信事業者にとって大きな脅威となる可能性がある。