2009年4月20日(現地時間),米Oracleが米Sun Microsystemsを買収することで両社が合意した(関連記事)。買収により,データベース専用機という形でハードウエアに進出(関連記事)していたOracleはSunのサーバーとストレージ,約4万7000社というユーザーベースを手にする。 さらに,OracleはSunの持つGlassFishなどのミドルウエア群も手にすることになる。中でも注目されているのが,2008年にSunが買収したMySQLである(関連記事)。データベース最大手のOracleにとって,オープンソースのMySQLは事実上最大の競合製品であるからだ。 Oracleは2006年にMySQLの買収に失敗 Oracleは3年前の2006年にMySQLの買収を試みて失敗している(関連記事)。米メディアの報道によればMySQLはOracleの買収提案を拒否。OracleはM
米オラクルと米サン・マイクロシステムズは2009年4月20日(米国時間)、オラクルがサンを74億ドルで買収すると発表した。オラクルは声明で「サン買収によって、アプリケーションからディスクまでを統合的に提供できるようになる」と述べている。 オラクルは2008年9月に、データベース専用機でハードウエア市場に参入したばかり。サン買収によっていよいよ統合的なITベンダーへと業態を拡張できる。オラクルの売上高(2008年5月期)は224億4300万ドルで、サンの売上高は138億8000万ドル(2008年6月期)。単純合計でオラクルの売り上げは363億2300万ドルとなり、シスコシステムズ(2008年7月期の売上高で395億4000万ドル)に匹敵する規模となる。
日本語ワードプロセッサソフト「一太郎」や日本語変換ソフト「ATOK」で有名なあのジャストシステムが、株式会社キーエンスと資本・業務提携を締結したとのこと。ジャストシステムは第三者割当による新株を発行し、これをキーエンスが約45億円で引き受ける形になるそうです。つまり、キーエンスはジャストシステム株の43.96%を持つ筆頭株主になり、ジャストシステムは事実上、キーエンスの傘下になるようです。 どういう経緯でこんな事になってしまったのか、45億円の使い道はどうするのか、業務提携の内容はどうなっているのか、などの詳細は以下から。 JustSystems | 資本・業務提携についてのお知らせ [PDFファイル]「資本・業務提携及び第三者割当による新株式発行に関するお知らせ」を開示しました 今回の提携に至るまでの一応の経緯や、得た資金を何に使うかというのは上記PDFファイル内に詳しく書かれています。
ジャストシステムは2009年4月3日、FA用センサー大手のキーエンスと資本業務提携すると発表した。ジャストは第三者割当により新株を発行し、これをキーエンスが約45億円で引き受ける。この結果、キーエンスはジャスト株の43.96%を持つ筆頭株主になる。ジャストは増資で獲得した資金をテコに経営の立て直しを目指す。海外展開などの失敗により、ここ数年、ジャストの業績は低迷。2009年3月期も19億円の最終赤字を計上する見通し。 キーエンスに対して第三者割当増資を実施し、4月20日までに約45億円を調達する。増資後、キーエンスは株式の43.96%を保有する筆頭株主となる。現在、筆頭株主の浮川和宣社長の持ち株比率は23.96%から13.43%に、同2位の浮川初子専務は20.26%から11.35%に下がる。 調達した45億円のうち20億円を運転資金に、15億円を営業・マーケッティング力の強化に、10億円を
UPDATE Googleは、マイクロブログサービスTwitterの買収に関する話し合いで最終段階にあるという。TechCrunchが米国時間4月2日、2人の匿名情報筋の話として報じた。 しかし、All Things DigitalのKara Swisher氏は3日、この報道は事実ではないと述べ、両社は単に製品に関連した話し合いをしているだけ、という匿名の情報筋の話を伝えた。また、TechCrunchも記事を更新し、買収に関する話し合いは「かなりの初期段階」にある、という別の情報筋の話を付け加えた。 Googleはコメントを避けたが、Twitter共同設立者Biz Stone氏は3日、同氏ブログに声明を投稿した。ただし、話し合いについては、認めることも否定することもしなかった。 「Twitterが他企業と定期的に、そして、さまざまな内容について話し合いをしても、驚くべきことではない」とSt
西濃運輸グループの持ち株会社で運送業界4位のセイノーホールディングスは19日、西武ホールディングスから同13位の西武運輸の株式のほぼすべてを取得し、3月下旬に子会社化すると発表した。貨物需要が急減する中、経営の効率化を進める。統合後も業界4位。 08年3月期の売上高はセイノーは4519億円、西武運輸は838億円。西武運輸は当面社名も変えず、セイノーホールディングス傘下の事業会社に位置づけるが、将来的には西濃運輸など事業会社との統合も予想される。
日本の飲料大手メーカーのキリンが、オーストラリアのコカ・コーラ・アマティルを買収する提案を持ちかけていることが明らかになりました。 少子高齢化の影響により国内市場が縮小することを見越した措置で、国内食品会社による海外企業の買収としては過去最大規模となるとのこと。 詳細は以下の通り。 キリンHD、豪コカ・コーラに買収提案 4880億円で 日本経済新聞社の報道によると、キリンホールディングスはオーストラリアで傘下のビール販売大手「ライオンネイサン」を通じて、コカ・コーラ・アマティルに対して買収提案を行ったと発表したそうです。 これは少子高齢化などを背景に国内市場が縮小することを考慮して海外での営業基盤を一気に拡大するためで、買収総額は国内食品会社による海外企業の買収としては過去最大にあたる80億オーストラリア・ドル(約4880億円)となるとのこと。 なお、買収についてはライオンネイサンによって
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