一般的な話題 日本に居ながら、ナマの英語に触れる工夫 2009/9/26 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 化学英語・日常英語 Nature, Web2.0, ポッドキャスト, 英会話, 英語 コメント: 0 投稿者: cosine グローバル化の流れにある現在、化学の世界に限らず、英会話スキルは各方面で必要不可欠となりつつあります。しかし日本の英語教育はちょっとどころではなくアレで、読み書きは何とかできても、聴きとれないし喋れない人間が量産されている惨状です。 日本の英語教育が文法・英作文偏重になっているのが主要因です。聞くところでは、日本の高校レベルの英文法とは、英語圏では大学でようやく矯正されるレベルのものなんだとか。 そんなレベルの文法をなぜムリして学習しているのか?――その背景にあるのは、先生側が点数・成績を付けやすい教育システム=「管理側・オトナがラクできる」モチベーションに
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文:Calvin Sun(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子 2009-02-24 08:00 文章を簡素化することで、伝えたい内容をより明確かつ説得力のあるものにすることができる。本記事では、回りくどい表現を避けることで、文章をすっきりとさせ、読み手により強く訴えかけられるようにする方法を、実例を交えて紹介する。 あなたの書く文章は冗長なものとなってはいないだろうか?もしそうであれば、あなたは自らの時間と、読み手の時間を無駄にしてしまっていることになる。また、自らの文章を説得力に欠けた、印象の薄いものにしてしまっていることにもなる。以下に、冗長な文章と、その改善例を挙げているので、参考にしてほしい。 #1:"There are/is [名詞][関係代名詞][動詞] …" "There are/is"と[関係代名詞]を取り去ると、この文章は、[名
短期的な利点。 なんかひところはてな界隈でえらく有名だった本「日本語が滅びるとき」「日本語が亡びるとき」。 私は読んでないし読む気もないんですが。 国語科出身の私ですが、実はもうそんなにがんばって日本語を保護しなくてもいいのではないかな、と思うのです。正直なところ。 いや、今すぐ英語を公用語に! とか言われると私個人は困るんですが。 しゃべれないし。 ただ、今後英語教育に力を入れ、段階を踏んで 「日本語・英語併記」 ↓ 「英語のみ」 ……というように公用語を英語に移行するのはアリではないかと。 英語単独表記の看板とか、すでにけっこうあるじゃないですか? 英語公用語化の論拠としては、はてな界隈では 「その方がビジネスに有利だから」 というのを挙げる人が多いようです。 また、故アイザック・アシモフは、 「主要な科学論文は英語で書かれている(誰もが英語を理解できれば科学の進歩が促進される)」 と
村上春樹のエルサレム賞受賞スピーチの一部が、現地紙に出ている。当然「曖昧だ」とか「混乱する」とか否定的に論評しているが、抄録としてはもっとも長いので、スピーチの部分をそのまま引用しておこう:So I have come to Jerusalem. I have a come as a novelist, that is - a spinner of lies. Novelists aren't the only ones who tell lies - politicians do (sorry, Mr. President) - and diplomats, too. But something distinguishes the novelists from the others. We aren't prosecuted for our lies: we are praised.
近畿大学が英語表記をこれまでの「Kinki University」から「Kindai University」へ変更することを検討し始めた。近畿が英語で風変わりや異常趣味を意味する“kinky(キンキー)”とほぼ同じ発音で、教員が海外で研究発表する際に笑いが漏れるなど大学の威厳が損なわれかねないためだ。しかし「異常趣味」と「大学」の組み合わせの面白さから、近大Tシャツが欲しいと海外から問い合わせがあるなど、思わぬニーズも浮上している。 「友達に『Kinki Universityで働く』と伝えると『ナイスジョーク』と笑われた」というのは近大英語学習スペースのスタッフで、オーストラリア出身のマシュー・ソーントンさん(34)。 また、海外のシンポジウムなどで研究発表や研究者と交流を行う教員らは、大学名を名乗ると笑いをこらえられたり、驚いた顔をされることが多々あるという。近大関係者によると、「呼び方
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日本語は美しいから、ぼくも日本語で書きたくなった。十代の終りごろ、言語学者がいうバイリンガルになるのには遅すぎたが、母国語がその感性を独占支配しきった「社会人」以前の状態で、はじめて耳に入った日本語の声と、目に触れた仮名混じりの文字群は、特に美しかった。しかし、実際の作品を書くとき、西洋から日本に渡り、文化の「内部」への潜戸(くぐりど)としてのことばに入りこむ、いわゆる「越境」の内容を、もし英語で書いたならば、それは日本語の小説の英訳にすぎない。だから最初から原作を書いたほうがいい、という理由が大きかった。壁でもあり、潜戸にもなる、日本語そのものについて、小説を書きたかったのである。 ------リービ英雄『日本語を書く部屋』(岩波書店) 幼児からの英語教育で、結果的に最も被害を受けるのは、子どもたち自身である。自分が母語で綴(つづ)る文章や口にする言葉が、つねにどこかしら不自然で不完全
日本語の誤用ないし誤解の典型例として、「情けは人のためならず」がよく引き合いに出されます。本来の意味は、「情けは人のためならず、めぐりめぐって己がため」ということであり、情けをかけておけば、いずれは自分のためになるという話なのに、「情けなどかけたりすると、かえって本人のためにならない」という意だと理解している人が多く、あるいは多数派とも言えるぐらいになっています。 数年前に文化庁の調査結果が報じられていましたが、あの調査ではたしか、この一句の意味を「本人のためにならない」とする回答者が正しく解している回答者の数を上回っていました。これを言葉の意味の変化として肯定するか、学力の低下によるものとして否定するかはそれぞれですが、今回、これを取りあげたのは、英語の世界でも似たような話があるからです。 その代表例は、The exception proves the rule.という言回しです。元はと
ここでの私の読みに間違いがあったら「中庭」か、柳瀬へのメール(yosuke@hiroshima-u.ac.jp)でご叱責・ご批判ください。誤りはすぐに訂正します。 もし書評を読んで興味がわいたら、是非ご自分でその本をご購入なさって、実際にお読みになることを強くお勧めします。 本を読んでの感想は、原則として、柳瀬があくまでも英語教育研究を推進する立場からどう読んだかという私見の表明になっています[文中の( )の中の数字は引用ページを表わしています]。また人名に関しては、どんな方に対しても「〜さん」づけで表記してます。 宮崎芳三『文集III』(自費出版)(2003/5/6) 私のこのホームページでは、誰にでも入手可能な出版物を紹介することを原則としています。ですが、この本は例外です。本書の「はじめに」に相当する「では、さようなら」をお読みください。 (昭和六十三年春、架空の大学院在学生・終了生
英で放映禁止!“Bloody Hell”な観光キャンペーンオーストラリアの新しい観光キャンペーンCMが、英国でTV放映禁止に!品位を疑うとされたキャンペーンのキーワードは“Bloody Hell”。ShitやFuckin'同様の罵倒語使用で大論争にまで発展!キャンペーンは成功する? オーストラリアは2月27日から、世界へ向けた観光促進の一環として1億8000万豪ドル(約155億円)を投じて、一大観光客誘致キャンペーンを展開中。…しかし、その観光用CMがイギリスでTV放映禁止に! 異例の放映禁止処分を食らったオーストラリアの新観光キャンペーンは、国内はもとより、イギリスやアメリカなどで賛否両論、世論が二分され、大論争にまで発展しつつあるほど。これから日本にも上陸予定という、話題の『2006年オーストラリア観光キャンペーン』先取り情報をお届けします。 キャンペーンのキーワードは“Bloody
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この本を読了し、率直な感想は、「疲れた」である。* 私は本を読むことが好きである。それは私の人生において大切な行為であり、一日の三分の一以上の時間を仕事に投ずる身としては、読書の時間はとても貴重なものとなる。また、以前から、著者の『若き数学者のアメリカ』や『数学者の言葉では』、『遥かなるケンブリッジ』にも親しんでい、その軽妙、洒脱な語り口も好きだった。簡単に言えば、旧いファンだったと言える。 その藤原氏とは随分とご無沙汰ではあったのだが、ここ最近の著作は、かつて私がファンであった頃とは少しズレてきているのだろう。この書は、私に とって、いちいち粗さが見えて読むのが辛かった。ただ、奥付を見ると、発行1ヶ月(2005/12/20)で7刷とある。江湖に受け入れられているのも事 実である。しかし、内容は危うい。この書を読まれて、「そうだ、そうだ、その通り。」といった感想を持たれた方が、内容を鵜呑み
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