大阪で法律事務所を営む弁護士夫夫(ふうふ)を描いたドキュメンタリー映画「愛と法」。カズ(南和行弁護士)とフミ(吉田昌史弁護士)の元には、自分自身の生き方と社会の仕組みとの狭間で葛藤する依頼者が次々とやってくる。 同性カップルのカズとフミもまた、マイノリティだ。依頼者と正面から向き合い、共に痛みを分かち合う二人。そして、家に帰れば一緒にご飯を食べる。2014年からカメラを回し、約2年半密着した戸田ひかる監督は「彼らは仕事の話ばかりしているんです。とにかく議論が好きで、息を切らさず喋り続ける。編集は大変でした」と笑う。 ●カズとフミは「空気孔のような役割」 戸田監督がカズとフミに出会ったのは、2012年。カップルとしての二人の姿に惹かれた。 「お互いの弱さを含めて受け入れ合う姿が、すごく理想的だなと思ったんです。日本人はシャイな人が多い中で、二人はとてもオープン。そして、普通というのが大切にさ
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