前回は私の『決めるサーブ』完成までの流れを書いていきました。 サーブがイメージどおりに入らない場合、問題をどのように捉えてどう対策していくか… サーブミスの内容をチェックして対策を立てていくことによって次のステップに進んでいく。これは打つサーブの種類が違っても同じことです。 自分のサーブミスを考えながら練習を積んでいくことで修正の方法論も蓄積されて、ゲーム中のサーブミスの修正も迅速にできるようになっていきます。 「サーブミスはいけない」そんな考えで練習をしていませんか? いけないのは『サーブミス』ではなく、『サーブミスを分析的に考えない事』なのです。 サーブを100本打って90本以上入らなくては罰ゲーム…的な練習を、さも高度な厳しい練習のように想い出話で語るバレー解説者もいますが、そのような練習をおかしいと感じない感覚が異常なのです。 サーブはバレーボール選手にとって『顔』に当たります。