インデックス・ホールディングス会長の落合氏 幕張メッセで開催されている展示会「CEATEC JAPAN 2006」の中、10月5日に行なわれた基調講演では、インデックス・ホールディングスの代表取締役会長 落合 正美氏が「デジタルコンバージェンス社会におけるモバイルの可能性」と題した講演を行ない、融合・収斂が進むメディアの将来を語った。 落合氏はまず過去を振り返り、コンバージェンス(融合・収斂)を意識し始めたのは、インデックスの創業期、ポケベル向けにサービスを提供していた頃だと語り、「ファッション雑誌で行なわれた、持ち歩いているものの好きなブランドについてのアンケートのトップが、NTTドコモだった。このとき、ケータイを軸にいろいろなものが集約されていくのではないかと感じた。その後はみなさんご存じの通り、まさにその通りになった」と述べる。 ここ数年の動きについて落合氏は、「めまぐるしく動き、イ