KDDIとクアルコムジャパンが共同で設立したメディアフロージャパン企画は2月15日、携帯電話向けの有料多チャンネル放送の受容性に関するアンケートを実施、結果を発表した。 今回の調査は米QUALCOMMが開発した携帯電話向けマルチメディア放送配信サービス技術「MediaFLO(メディアフロー)」の市場性および事業性を検証する一環として行われた。メディアフロージャパン企画は2005年12月27日に、メディアフローを用いたサービス提供の可能性を検討することを目的として設立された。 メディアフローのサービスの利用について、ネット調査では「利用したい(8%)」、「どちらかというと利用したい(33%)」を合わせ41%が利用意向を持っていた。一方、直接端末を手にとってサービスを体感した会場調査では「利用したい(43%)」、「どちらかというと利用したい(40%)」を合わせ83%が利用意向を示している。この
KDDIとメディアフロージャパン企画は、携帯電話での有料多チャンネル放送の利用ニーズに関するアンケート調査結果を発表した。クアルコムが開発した携帯向けマルチメディア放送技術「MediaFLO」が日本で展開できるかどうか、市場性などを検証する目的で行なわれた。 調査方法はインターネット調査とCLT(対面インタビュー形式)の2通りで行なわれた。インターネット調査は2006年10月1日~3日にかけて行なわれ、有効回答数は3,000人。対面インタビューは2006年9月30日~10月3日で、有効回答数は227人となっている。 また調査を行なう前に、回答者には、リアルタイムの映像視聴となる「ストリーミングTV放送」、リアルタイムの音声コンテンツが楽しめる「ストリーミング音楽放送」、あらかじめ選んだ番組が自動的にダウンロードされ、いつでも楽しめる「蓄積型クリップキャスト」、天気予報や渋滞情報、緊急ニュー
野中昌道(のなかまさみち) CinemaNow Japan(株)マーケティング部ディレクター。 2005年10月より現職。それ以前はマイクロソフト(株)に勤務。 MSN事業部門にてコンシューマ・マーケティングやトレード・マーケティングを担当。 (撮影:森口新太郎) ――まずは昨年スタートしたポータブルデバイスサービスについて聞かせてください。 究極的にはシネマナウとして、レンタルモデルからセルモデルまで、ラインナップを幅広くしていきたいっていうことがまずベースにあります。そのうえで今回、ポータブルデバイスへのセルモデルを追加しました。 ――ポータブルデバイス向けのサービスは、今のところグラビアアイドルの作品がメインですよね? そうですね。映画作品をセルでやるためには権利関係のクリアで複雑なステップを踏まなければならない。例えばネオインデックス社がミランカというサービスでEST(ダウンロー
携帯電話専門テレビ局「Qlick.TV」を運営するフロントメディアは2月7日、視聴登録会員数が70万人を突破したことを記念して「モバイル動画CM」の認知効果調査の結果をまとめ、発表した。 調査結果によると、モバイル動画CMへの3〜5回の接触で急激に認知率が上がり、6回で73.2%の認知率に達することが明らかになった。 また、PC動画CMで同じ認知率に達するには、8〜10回の接触が必要となり、モバイル動画CMはPC動画CMと比べて、より少ない接触回数で認知される特性がある。なお、PC動画CMの認知率は、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)が2006年4月にGyaOと共同で行った「インターネットにおけるGyaOモニターを使った定量調査」に基づいている。 さらに、モバイルCM動画ユーザーは42%が10代の若者であり、アニメや音楽番組が人気であるという特徴があげられる。この層はテレ
「T-Mobile G1」は中身で勝負--初の「Android」携帯が持つ可能性 米国時間9月23日に発表されたGoogleの「Android」を搭載した携帯は、外観はほかの携帯電話と大差はないが、これまでの携帯電話にはないユーザーエクスペリエンスを提供するソフトウェアが搭載されている。 2008/09/26 07:00 [スペシャルレポート] セカイカメラの世界観--Air Tagging The RealWorld iPhoneアプリ「セカイカメラ」は、究極のWYSIWYGを実現する可能性を秘めている。iPhoneの画面を通じて見えるものが、そのまま自分の情報として得られるという。オープンモバイル・コネクションズ2008で、同アプリを開発する頓智・CEOの井口尊仁氏がプレゼンした。 2008/09/26 14:58 [ネット・メディア] フォトレポート:分解、アップル「iPo
ビジュアルワークスとモブキャストは1月23日、共同運営する映画創作ケータイサイト「ユアシネマ」の大賞作品を発表した。 ユアシネマは、ビジュアルワークス運営の携帯小説コミュニティサイト「フォレストノベル」内に設置された特設サイトで、モブキャストが大賞作品の映像制作を行うことを前提に、フォレストノベル会員から原作小説やシナリオを募集していた。 今回、ユアシネマおよびフォレストノベルでユーザー投票により大賞に選ばれたのは、白鳥加寿彦氏の「天使のいた屋上」。映像化された作品は、モブキャストが運営する携帯向け映像配信サイト「mobCinema」で公開されるほか、DVD化なども検討しているという。 ユアシネマへのアクセスは http://id.fm-p.jp/special/yourcinema/ から。
インターネットリサーチのインフォプラントは1月23日、「携帯電話の利用」に関する調査をiモードの公式サイト「*とくするメニュー」上で実施、結果を発表した。それによると、今後使いたい携帯電話の機能として2人に1人が「TV機能(ワンセグなど)」を挙げた。 普段使っている携帯電話の機能やサービスで最も多かったのは「アラーム(86.1%)」、次いで「カメラ(静止画)(83.8%)」、「計算機能(81.2%)」、「着信メロディ(72.1%)」と続く。「音楽再生機能」は21.7%、「メロディーコール」は16.5%、「おサイフケータイ」は12.8%に留まった。 男女・年代別にみると「赤外線通信」や「i着うた(R)/着モーション」、「音楽再生機能」は男女とも19歳以下、「着信メロディ」は男性40歳代以上で多く、「バーコードリーダー(QRコード)」は女性19歳以下から30歳代で7割を超えた。圧倒的に女性が多
東北新社とエムティーアイが共同出資する携帯電話機向けの動画配信事業会社「ムーバイル」(本社:東京都新宿区,社長:沖山貴良氏)は2007年1月22日,NTTドコモの第3世代移動通信サービス「FOMA」用電話機を対象にした,長時間アニメ作品の動画配信サービス「ドコでも☆アニメBB」を開始したと発表した。専用の動画再生用のiアプリ「アニメBBプレーヤー」をユーザーに提供し,1時間以上の長尺映像を配信する。 1月22日から配信するのは,「宇宙戦艦ヤマト」のテレビシリーズ全26話や「あしたのジョー」,「勇者ライディーン」などのテレビアニメ番組である。番組の各1話は無料で視聴できる。コンテンツ利用料金は月額105円からで,ユーザーは専用のiアプリを無料でダウンロードできる。
エムティーアイ(MTI)傘下のムーバイルは、NTTドコモのFOMA 90Xiシリーズ対応の動画再生アプリ「Movie Mobile Player Ver1.0.0」を開発した。 「Movie Mobile Player」は、iアプリに対応した動画配信プラットフォーム。秒間10フレーム、音声レート16kHzの動画が再生可能で、前回再生したところから再生できるVOD機能が用意されている。長時間の動画再生が実現するため、音楽や映画、ドラマなども提供できるという。 また、次期バージョンでは、ユーザーの好みに応じてインターフェイスが変更できるスキン機能などを搭載する予定となっている。 これに伴い、独自のエンコーダ「Movie Mobile Encorder」も開発。携帯電話毎に最適化された動画を自動生成できる。対応ファイル形式はWMV/AVI/MPEG/ASFで、生成されたファイルは、サーバーにアッ
モバイルを中心とするメディアレップ事業などを手がけるアップデイトは1月17日、携帯動画に関する利用動向調査の結果を発表した。調査は、同社内に設置されるモバイルマーケティングデータ研究所(MMD研究所)が実施した。 調査によると、携帯での動画利用動向は「1日1回(27.2%)」、「週2〜3回(23.3%)」、「週1回(7.2%)」でユーザーの約6割にのぼる。男女別では「1日1回」という回答が男性42.2%、女性19.4%で、女性よりも男性の方が動画利用のニーズが高まっている。ただ、携帯動画に「大満足(5.1%)」「満足(18.7%)」の合計と「不満(12.7%)」「かなり不満(3.1%)」の合計に大差はなく、可もなく不可もなくという評価となっている。 また携帯動画の利用は「自宅にいる時(79.9%)」、「就寝時(42.1%)」、「待ち合わせなどの時間つぶしに(40.1%)」など携帯電話が暇つ
2006年はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)という単語が市民権を得た年だ。その立役者がSNS最大手のmixi(ミクシィ)。9月14日に東京証券取引所マザーズ市場に上場し、世間の注目を浴びた。何しろ、NHKのシニア向け番組でSNSの利用方法が放送されたり、電車の中刷り広告に社長の顔写真が掲載され、「2006 ユーキャン新語・流行語大賞」にも選ばれるなど、広く一般に認知された年だったと言える。2006年を振り返りつつ、2007年のmixiの戦略を聞いた。 ――2006年はどんな1年でしたか。株式上場という節目もありましたが……。 笠原:2006年については、非常に密度の濃い、長い1年だったと思いますね。上場の影響については、やはり認知度の面で大きかったと実感しています。もう少し、目立たずにすむのかなと思っていたんですけど……。 mixiに対する注目度は、笠原氏にとっても予想外
YouTube/HDDビデオの時代に日本のテレビ局は生き残れるか? 第9回 ネット・エコノミー解体新書 2006年12月14日 木曜日 磯崎 哲也 この「nikkei BPnet NET Marketing」のページを読まれている方は、ネットだけでなく、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の、いわゆる「4マス媒体」全体とあわせてマーケティングを考えておられる方も多いだろう。なかでも、テレビという媒体の力は依然、非常に強い。 一方、米国では、YouTubeがグーグルに買収され、ネットとテレビの関係が問い直されている。また、国内でもHDD(ハードディスク・ドライブ)ビデオレコーダーが普及してCMがスキップされ、テレビ広告の効率性は日増しに低下している。 こういった状況は、今後どう変化していくのか。日本のテレビ局に働く「ファイナンスの力学」から考えてみた。 米国メディア各社は、YouTubeを“殺す”のか
ドワンゴは11月27日、同社が運営する携帯電話向けポータルサイト「dwango.jp(ドワンゴジェイピー)」において、携帯電話でポッドキャストを視聴可能にするサービス「ケータイ・ポッドキャスト」の提供を開始した。 ケータイ・ポッドキャストは、PCサイト上で提供されている様々なポッドキャスト番組を、携帯電話で検索、視聴できるサービス。音声だけでなく、ビデオポッドキャストにも対応している。 フリーワード検索で興味のあるジャンルの番組が検索できるほか、ランキングや検索キーワード履歴によって、人気のある番組や注目されているカテゴリがわかる。また、番組を視聴したユーザーの感想が覧でき、意見交換もできる。 番組の視聴には、dwango.jp内のケータイ・ポッドキャストコーナーより無料でダウンロードできる専用の視聴用アプリが必要となる。視聴用アプリで番組をお気に入りに登録しておくと、番組更新時に最新番組
アクアキャストは11月27日、第3および3.5世代携帯電話向けのパケット通信によるストリーミング配信サービス「MediaCast Movie」を11月28日より開始すると発表した。 MediaCast Movieは、独自開発によるフレーム間ベクターコーデック技術を採用することが特徴。3GPP形式より高い圧縮率で毎秒30フレームの動画を、現状の狭帯域や携帯電話網で配信できる。ノイズがなく、一時停止や早送り、巻き戻し、ズームなどの操作が可能なほか、通信が中断しても同じ場所から再生できるといった特徴がある。なお、この技術はアクアキャストのほか日立製作所、日立アドバンストデジタル、ベンチャーウェーブの4社で共同開発されている。 提供されるサービスは「MediaCast Movie Solution」と「MediaCast Movie ASP」の2種類。MediaCast Movie Solutio
松竹と三井物産は11月27日、携帯電話/パソコン向け有料動画配信事業に本格参入すると発表した。同事業の検証に向けて共同設立した企画会社デジタルマガジンを11月7日付けで増資し、事業会社化した。2007年初春をめどにサービスを開始し、5年以内に40億円の売上げ達成を目指す。 デジタルマガジンでは、動画コンテンツの企画/製作/配信をはじめ、版権管理、マーケティングなどを手がける。他媒体で流通する既存コンテンツの2次利用のほか、独自コンテンツの新規製作も行う。 製作本数は初年度300本を想定しており、当初はグラビアを中心に、バラエティ、ドラマなど、主にタレントを使った作品を提供する。また早期に映画やアニメーション、エデュテインメント(娯楽性の高い教育コンテンツ)などを追加するとしている。流通媒体も順次拡大する計画で、携帯電話やパソコン以外の端末への配信も視野に入れる。 なお、デジタルマガジンの資
NTTドコモと角川グループホールディングス(GHD)は、携帯電話向け映像コンテンツの市場開拓などを目的とした業務提携に合意した。あわせて、ドコモから角川GHDに対して約40億円の出資が行なわれる。 両社では、HSDPA網普及などを踏まえて、携帯電話向け映像コンテンツの拡大が見込まれるとして、良質な作品を配信し、市場開拓および活性化を目指して業務提携を行なう。角川グループからは、角川書店、角川ヘラルド映画、角川モバイル、ヘラルド・エンタープライズ、角川メディアハウスの各社が業務提携に参加し、角川グループの映画やアニメに関連した携帯向け映像コンテンツを提供していく。また、電子書籍の配信も行なわれるほか、ヘラルド・エンタープライズ運営の映画館「シネプレックス」などでは、2007年6月30日までに、クレジット決済「iD」が導入される。 業務提携にあわせて資本提携についても両社は合意しており、12月
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く