シード・プランニングは、ブロードバンド映像配信市場の調査結果を発表した。調査結果では、2011年度末に利用者は6,330万人に、市場規模は3,090億円になると予想している。 この調査は、2007年3月から6月にかけて映像配信市場に参入する16事業者などを対象にしたもの。調査方法は、各事業者への直接取材や公表情報の収集、シード・プランニングが持つ既存データが用いられた。 シード・プランニングでは、PC向けの無料配信サービスは2006年度末で1,430万人と推測。有料配信サービスはPC向けが210万人、テレビ向けが180万人と、無料配信サービスが先行しているとした。 一方で、ブロードバンドサービスの普及に伴って有料サービスの加入者が増加すると予測。2011年度末にはPC向け無料配信サービスが2.9倍の4,160万人に対して、有料配信サービスはPC向けが6.2倍の1,310万人、テレビ向けが4
今回のテーマは「オンライン映像配信サービスに関する調査」。 DVDやビデオのレンタルが宅配で可能になったり、オンラインによる映像の視聴が可能になったりと、映像鑑賞におけるサービスが多様化する中、求められているサービスはどのようなものかを調査した。 今回の調査は7月6日〜7月10日で行い、全国のインターネットを利用する1066人の男女(20歳代24.4%、30歳代24.9%、40歳代25.4%、50歳代22.6%、60歳代以上2.7%)から回答を得た。 これまでにDVDやビデオのレンタルサービスを利用したことがあるかどうかを尋ねたところ、宅配サービスも含めると約9割の人がレンタルサービスを利用したことがあると回答し、このようなサービスが一般化していることが明らかになった。レンタルする映像ジャンルについては、最も多いのが映画、次にアニメ、ドラマという順になっている。 また、レンタルした映像をど
日経リサーチは7月2日、「携帯電話の動画コンテンツ利用」に関する調査結果を発表した。 調査結果によると、携帯電話ユーザーのうち、携帯動画コンテンツを「視聴・ダウンロードすることがある」と回答したのは12.1%と限定的であることがわかった。世代別に携帯動画コンテンツ利用率を見ると、10〜20代が21.3%と最も多く、一方で40代は7.9%、50〜60代では4.4%と極端に低かった。携帯電話の動画コンテンツ利用は若年層がコアユーザーであることがわかる。 ユーザーが利用しているジャンルでは、「音楽(着ムービーを含む)」を利用する割合が60.7%と突出して高かった。これに「ニュース・報道(スポーツニュースを除く)」(20.4%)、「趣味・エンターテイメント」(13.6%)と続く結果となった。年代別では、トップの「音楽(着ムービーを含む)」は40代以下では6割以上が利用しているが、50〜60代では2
Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアリサーチと共同調査のもと、モバイル動画に関する調査を行った。 今回の調査対象は、10代〜40代のモバイルユーザー300人。 男女ともに、10代、20〜34歳、そして35〜49歳で均等割付けを行った。 また、キャリア比はDoCoMo:54.7%、au:35.3%、SoftBank:10.0%となっている。 前回のモバイル動画に関する調査(上)-モバイル動画の視聴経験は半数以下!?-に続き、今回の調査ではモバイルユーザーのモバイル動画における利用意向について迫ってみた。 まずQ1では、携帯電話で今後どのような動画を視聴したいと思うかを尋ねたところ、圧倒的に回答が多かったのは「音楽」で63.3%となっており、2位以下に20%以上の差をつけるという結果となった。 そして、2番目に回答が多かったのは「映画」で39.7%、3
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Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアリサーチと共同調査のもと、モバイル動画に関する調査を行った。 今回の調査対象は、10代〜40代のモバイルユーザー300人。 男女ともに、10代、20〜34歳、そして35〜49歳で均等割付けを行った。 また、キャリア比はDoCoMo:54.7%、au:35.3%、SoftBank:10.0%となっている。 まずQ1では、モバイル動画とワンセグ放送の視聴経験について尋ねた。 その結果、モバイル動画に関しては、「見たことがある」という回答が最も多く44.0%、次いで「見たことはない」が42.3%の僅差で続く結果となった。 モバイル動画は、「見たことがある」ユーザーが「見たことはない」というユーザーを上回っていることから、ある程度浸透していると思われるが、そもそもモバイル動画が「わからない」と回答したユーザーも13.7%
無料ブロードバンド放送GyaOの「ドラマch」にて、「元祖 電エース」の配信が開始された。全5話で、毎週月曜日に2話ずつ更新となっている。 「元祖 電エース」は、映画「日本以外全部沈没」で一躍注目を集めた河崎実監督が手掛けるヒーローコメディ。快楽の星の王子である主人公の電一が活躍する(迷惑をかける?)ストーリーが展開する。 なにしろこの電一ときたら、ひとたび気持ちが良くなると身長2,000メートルの大巨人・電エースに変身してしまうのだ。その巨体で、お構いなしに巨大怪獣と闘ってしまうのだから、一般市民の迷惑といったらたまったものではない。ツッコミどころ満載な本作品をおおいに楽しもう。 《デイビー日高》
シーエー・モバイル(CAモバイル)は2月28日、電通、サイバー・コミュニケーションズ(cci)とともに、ポイント付与型モバイルCMの実証実験を開始する。 CAモバイルが運営するモバイルポータルサイト「ixen(イクセン)」上に設置された「ixenムービー」コーナーにおいて動画広告を視聴し、アンケートに答えたユーザーにixenポイント「Berry(ベリー)」を付与する。CAモバイルの新サービスとなるixenは、モバイルユーザー向けの総合ポータルサイトで、モバイル検索のほか、ニュースや天気、占い、ゲーム、着メロ、オークション、アバター、地図といった情報や機能を、無料で提供。Berryポイントは着うたのダウンロードなどに利用できる。 今回の実験では、電通が開発し、日本で特許を取得している「オファー型広告システム」を活用する。オファー型広告システムはユーザーの端末に広告を表示するかどうかを選択する
KDDIとクアルコムジャパンが共同で設立したメディアフロージャパン企画は2月15日、携帯電話向けの有料多チャンネル放送の受容性に関するアンケートを実施、結果を発表した。 今回の調査は米QUALCOMMが開発した携帯電話向けマルチメディア放送配信サービス技術「MediaFLO(メディアフロー)」の市場性および事業性を検証する一環として行われた。メディアフロージャパン企画は2005年12月27日に、メディアフローを用いたサービス提供の可能性を検討することを目的として設立された。 メディアフローのサービスの利用について、ネット調査では「利用したい(8%)」、「どちらかというと利用したい(33%)」を合わせ41%が利用意向を持っていた。一方、直接端末を手にとってサービスを体感した会場調査では「利用したい(43%)」、「どちらかというと利用したい(40%)」を合わせ83%が利用意向を示している。この
KDDIとメディアフロージャパン企画は、携帯電話での有料多チャンネル放送の利用ニーズに関するアンケート調査結果を発表した。クアルコムが開発した携帯向けマルチメディア放送技術「MediaFLO」が日本で展開できるかどうか、市場性などを検証する目的で行なわれた。 調査方法はインターネット調査とCLT(対面インタビュー形式)の2通りで行なわれた。インターネット調査は2006年10月1日~3日にかけて行なわれ、有効回答数は3,000人。対面インタビューは2006年9月30日~10月3日で、有効回答数は227人となっている。 また調査を行なう前に、回答者には、リアルタイムの映像視聴となる「ストリーミングTV放送」、リアルタイムの音声コンテンツが楽しめる「ストリーミング音楽放送」、あらかじめ選んだ番組が自動的にダウンロードされ、いつでも楽しめる「蓄積型クリップキャスト」、天気予報や渋滞情報、緊急ニュー
携帯電話専門テレビ局「Qlick.TV」を運営するフロントメディアは2月7日、視聴登録会員数が70万人を突破したことを記念して「モバイル動画CM」の認知効果調査の結果をまとめ、発表した。 調査結果によると、モバイル動画CMへの3〜5回の接触で急激に認知率が上がり、6回で73.2%の認知率に達することが明らかになった。 また、PC動画CMで同じ認知率に達するには、8〜10回の接触が必要となり、モバイル動画CMはPC動画CMと比べて、より少ない接触回数で認知される特性がある。なお、PC動画CMの認知率は、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)が2006年4月にGyaOと共同で行った「インターネットにおけるGyaOモニターを使った定量調査」に基づいている。 さらに、モバイルCM動画ユーザーは42%が10代の若者であり、アニメや音楽番組が人気であるという特徴があげられる。この層はテレ
モバイルを中心とするメディアレップ事業などを手がけるアップデイトは1月17日、携帯動画に関する利用動向調査の結果を発表した。調査は、同社内に設置されるモバイルマーケティングデータ研究所(MMD研究所)が実施した。 調査によると、携帯での動画利用動向は「1日1回(27.2%)」、「週2〜3回(23.3%)」、「週1回(7.2%)」でユーザーの約6割にのぼる。男女別では「1日1回」という回答が男性42.2%、女性19.4%で、女性よりも男性の方が動画利用のニーズが高まっている。ただ、携帯動画に「大満足(5.1%)」「満足(18.7%)」の合計と「不満(12.7%)」「かなり不満(3.1%)」の合計に大差はなく、可もなく不可もなくという評価となっている。 また携帯動画の利用は「自宅にいる時(79.9%)」、「就寝時(42.1%)」、「待ち合わせなどの時間つぶしに(40.1%)」など携帯電話が暇つ
YouTube/HDDビデオの時代に日本のテレビ局は生き残れるか? 第9回 ネット・エコノミー解体新書 2006年12月14日 木曜日 磯崎 哲也 この「nikkei BPnet NET Marketing」のページを読まれている方は、ネットだけでなく、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の、いわゆる「4マス媒体」全体とあわせてマーケティングを考えておられる方も多いだろう。なかでも、テレビという媒体の力は依然、非常に強い。 一方、米国では、YouTubeがグーグルに買収され、ネットとテレビの関係が問い直されている。また、国内でもHDD(ハードディスク・ドライブ)ビデオレコーダーが普及してCMがスキップされ、テレビ広告の効率性は日増しに低下している。 こういった状況は、今後どう変化していくのか。日本のテレビ局に働く「ファイナンスの力学」から考えてみた。 米国メディア各社は、YouTubeを“殺す”のか
ドワンゴは11月27日、同社が運営する携帯電話向けポータルサイト「dwango.jp(ドワンゴジェイピー)」において、携帯電話でポッドキャストを視聴可能にするサービス「ケータイ・ポッドキャスト」の提供を開始した。 ケータイ・ポッドキャストは、PCサイト上で提供されている様々なポッドキャスト番組を、携帯電話で検索、視聴できるサービス。音声だけでなく、ビデオポッドキャストにも対応している。 フリーワード検索で興味のあるジャンルの番組が検索できるほか、ランキングや検索キーワード履歴によって、人気のある番組や注目されているカテゴリがわかる。また、番組を視聴したユーザーの感想が覧でき、意見交換もできる。 番組の視聴には、dwango.jp内のケータイ・ポッドキャストコーナーより無料でダウンロードできる専用の視聴用アプリが必要となる。視聴用アプリで番組をお気に入りに登録しておくと、番組更新時に最新番組
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