ついに臨時国会は開かれないまま、衆参の予算委員会で閉会中審議が1日ずつ開かれただけで、今年の国会は早くも年末休みに入ってしまった。新聞やテレビはこの異常事態を黙殺し、週刊誌などは金銭疑惑や“下着ドロ”の過去が取り沙汰される新閣僚たちの疑惑封印が狙いではないかと推測しているが、永田町で囁かれる本当の理由は安倍晋三・首相の体調不安だ。消化器内科を専門とする都内大学病院医師が語る。「最近の総理の風貌は明らかに変わってきた。ムーンフェイスと呼ばれる頬の肉の膨らみや、バッファロー・ハンプと呼ばれる首の後ろの“こぶ”のような盛り上がりがテレビ画面でもはっきりわかる。いずれもステロイド剤の使い過ぎによる副作用と考えられる」 9月に閉じた通常国会で口汚いヤジを飛ばしたことについても、「薬の副作用で精神状態がコントロールできなくなっているのではないか」(同)という見方がある。 野党の国会対策担当者は、「臨時
映画化25 作目の作品は、今の日本が直面する現状をどこか想起させる──。なんて言うと、社会派超大作について語るようだが、話は子どもたちに大人気のアニメ、アンパンマンの最新映画についてだ。 ばいきんまんが作りだしたメカ、スゴイゾウが想定外に暴走しはじめ、街中をめちゃくちゃに破壊し、汚泥を撒き散らす。アンパンマンはボロボロになりながらもスゴイゾウに素手で立ち向かい、それを見た、子象のキャラクター、パオが勇気を出して応戦する。パオが鼻から吹き出す「希望のハンカチ」が、街中をクリーンにするというストーリーだ。 「想定外の暴走」は、人間がどんなに先端技術を駆使しても、立ち向かえない大震災のようだ。ハンカチが街をキレイにしていくところは、東北の復興の歩みを思わせる。実際に、原作者のやなせたかしさんは映画のテーマを「大気汚染や放射能による土壌汚染」と話す。 やなせさんは、人一倍、震災に対して思い入れ
──何だか安倍政権で明るい未来がかいま見えてきますが。 バラ色でしょう、と言いたいところですが、残念ながらそうは問屋が卸さないんですね。円安と株価高騰の点では、一見うまくいっているかのように見えます。そして安倍自民が大勝したため、日銀もこれは国民の声だと受け止めざるをえない。今後は物価目標を2%にするでしょう。ただ、政権の言いなりになれば、日銀の中央銀行としての独立性はどうなんだという問題が出てきます。国際的な信用を失う可能性はあります。 ──しかし、誰もが久しく好景気になることを待ち望んでいます。 確かにそうですが、本当に需要が伸びて、モノが売れて景気がよくなり、それによって物価が上がるならいいのです。でも、今のようにモノが新たに売れだしたわけでもない、給料が上がったわけでもない。その中で物価だけが上がっていくのが「悪いインフレ」なんです。2%物価が上がるということはどういうことかという
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