■羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)〜ぼくが選ぶ未来〜 (監督:MTJJ木頭 2019年中語映画) 最近劇場で観たいと思うような映画がまるで公開されなくて、映画館通いも暫くお留守だったが、そんなある日オレの相方がこう言ったのである。「中華アニメ観ようぜ」。タイトルは『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)〜ぼくが選ぶ未来〜 』。なんでも一部で話題沸騰中なのだという。アニメを観る事は殆ど無いオレだったが、相方の誘いなら乗ろうじゃないか。という訳で例の国産アニメでごった返す劇場へと足を運んだのだ。 『羅小黒戦記』はファンタジー作品となる。妖精と人間が共生する世界を描くものだが、ビルが建ち車が走る現代の社会を舞台にしている所が面白い。主人公は開発により森を追われた猫の妖精・ロシャオヘイ(羅小黒)。人間社会を放浪するロシャオヘイは妖精であるフーシー(風息)ら一行に救われ、隠れ里でやっと安息を得るが、そこに
バレーボール日本代表としてアテネ五輪に出場した大山加奈が、長年の不妊治療の末、今年9月に双子を妊娠したことを報告した。自身と同じ境遇にある女性や今後同じ悩みを抱えるかもしれない後輩のアスリートたちに対し、社会全体として不妊治療に対する理解が進むことを期待して、妊娠、公表に至るまでの自身の葛藤について率直に語った。 子どもたちからママさんまで幅広い対象に向けたバレーボール教室を開いたり、体罰や勝利至上主義の弊害などさまざまな問題が溢れるスポーツ界へ改善案を提言するなど、引退してもなお第一線で活躍を続ける大山加奈。しかし、その明るい笑顔の陰に秘めてきた苦悩があった。 2015年の結婚後間もなく始めた不妊治療。何気ない周囲の言葉に傷つき、ホルモンバランスの乱れから生じる体調の変化に苦しみながら3年の年月をかけても子宝には恵まれず、一度は夢を諦めかけた。 しかし、5度目の結婚記念日となった2020
先日当サイトで、『僕が争いごとに巻き込まれるのは、僕の弱そうな見た目のせいだった。』という記事が公開された。 内容はタイトルどおりで、 ・争いごとに巻き込まれても、頭をつかって論破すればいいと思っていた ・トラブルの際は全力で反撃、撃退成功するも追撃される ・「戦っている時点で負けなのでは」と思い、争いを避ける方向にシフト ・絡まれるのは自分の弱そうな見た目が原因だと気づく ・ビジネスマンの筋トレは、無駄な争いごとを産まないための必要経費 という感じである。 これには多くの共感の声が集まり、わたしも「わかる~」とうなずいた。 肩がぶつかって「あん?」と睨みつけるようなニイチャンだって、相手が190cmオーバー、一目見ただけでわかる厚い胸板、子どもがぶら下がれそうな太い二の腕をしていたら、すぐに引き下がるだろう。 「弱そうだから絡まれる」は、残念ながらそのとおりなのだ。 そうは思いつつも、こ
「日本のコンテンツは世界中で人気」は「日本人の思い込みに過ぎない」という不都合な現実……タイで目撃した「韓流の強さ」と日本人の「自己陶酔」ぶり タイでは大手各社がKポップグループを広告に起用している 連日若者を中心に反政府デモが展開されているタイ。 長年「タブー」とされていた王室批判も繰り広げられるなど、混乱した状況が続いている。 そんなタイにおいて、Kポップのファンクラブ経由でデモを支援するための寄付が流行しているという。 タイは自動車産業を中心に日系企業の進出がさかんな国として知られ、在留邦人の数はアメリカ、中国、オーストラリアに次ぐ4位。 当然タイから見て日本は大きな存在感を持つ国であり、文化においてもかつて日本は憧れの対象だった。 だが、デモに集まる若者は日本のほうをもはや向いてはいないという。 共同通信グループ株式会社NNA編集記者でタイの事情に詳しい安成志津香氏のリポートをお送
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