7時半起床。 ついに予定日の30日を通過。 いよいよ、大晦日を迎えた。 3人目は、かなり早いと聞いていただけに……。 大晦日に生まれたら、 小野晦日という名前をつけるという話も、 洒落にならなくなってきた。 カミさんのお腹は膨らむ一方、 期待と不安も膨らんでいく。 年末の恒例である、 『Dynamite!!』の会場、さいたまスーパーアリーナにも行かず、 出産への待機が続く。 思えば、この一か月は、 かつて経験もしたこともない、 "てんてこ舞い"であった。 都会の核家族で、幼児2人を抱えた、3人目の子供の出産が、 これほど、難儀なものになるとは、 俺自身が予想できていなかった。 むしろ、過去2回の経験があるのだから……。 大丈夫とタカをくくっていて、 妊婦へのケアが充分ではなかった。 カミさんには過度な重労働、 精神的な負担を強いてしまった。 だったら、もっと、やさしく気を使い、 積極的に育