日本人で唯一、Ruby on RailsとRubyの両方のコミッターを務める松田明氏。東京のRubyコミュニティAsakusa.rbの主催者でもある。RubyとRailsコミュニティだけでなく、日本と海外のコミュニティの橋渡しとして活躍している。松田氏に活動や想いを聞いた。 ずっとフリーランスで、おもにシステムインテグレータで業務システム開発の仕事をしていました。それでRubyに触れる機会がなかなかなくて。 Rubyを本格的に使ったのはRuby on Railsが出てからですね。使ってみたら惚れ込んでしまって、それ以降はほとんどRubyの仕事しかしていません。 ここまでソフトウエアを身近に感じたのはRubyが初めてでした。それまでは、メーカー様やどこか雲の上にいる外国の人が作った製品を使わせてもらうという立場だったわけです。バグがあったら次のバージョンで直してもらうまで待つしかない。でも、
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