運転を停止している都営大江戸線六本木駅のエレベーター=東京都港区の同駅で2023年1月24日午前9時52分、黒川晋史撮影 全国の地下鉄駅で最も深い所にある都営大江戸線六本木駅(東京都港区)で、故障したエレベーターを修理できず、1カ月以上運転停止が続いている。納入した海外メーカーが日本から撤退し、部品調達に時間がかかっていることが原因だ。都交通局は6日、2月末に再開するめどが立ったと明らかにしたが、停止期間は2カ月超に及ぶことになる。利用者からは困惑する声が上がり、専門家は「都のリスクへの備えは不十分だ」と指摘している。
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