出発点は、大学在学中に創業したローラースケート場。杉野公彦社長は自身の成功を謙遜するが、アメリカでは朝から行列ができることもあるという 「やろうと思えば、誰にでもできる」 ボウリングをはじめとした複合レジャー施設を運営し、年間経常利益87億円を上げているラウンドワンの杉野公彦社長は、自身の成功をそう謙遜する。 【動画】「イカゲーム」の不気味すぎる殺人人形が街に現れた 1980年代、大学在学中に小さなローラースケート場を創業したのが出発点だった。 成功した理由の1つは、ターゲットを研究したこと。平日にも来てくれるのはたいてい大学生以上だ。当時の大学生は、スマホのある今とは違って数日前に遊び場を決めていた。ボウリング派もカラオケ派もゲーセン派もいるグループを、どうやったら1つの場所に引き寄せられるか? たどり着いた答えが「バラエティー」だった。ビリヤードも卓球もクレーンゲームもある施設を造れば
「日本人だけじゃない多様化された組織にすることで、ダイナミズムをキープできている」。インタビューでそう語った楽天の三木谷浩史会長兼社長=北村玲奈撮影 1995年、30歳で旧日本興行銀行(興銀)を辞めた三木谷浩史氏は、97年5月、5人の仲間とともに、わずか13店舗のインターネットショッピングモール「楽天市場」を始めた。いまや楽天市場の流通総額(2020年)は3兆円を超え、金融からトラベル、スポーツ、メディカルも手がける巨大企業に成長。4月からは社名を「楽天グループ」に変更した。 【写真】楽天と三木谷氏のこれまでの歩み 「時代を代表する経営者」の1人になった三木谷氏に初めて取材したのは20年近く前だった。成功を手にしたビジネスパーソンが語るには少々「青臭く」感じるようなことも、真顔で語り続ける姿はまったく変わらない。いまの日本に足りないものは何かと聞くと、「挑戦する人を称賛する文化だ」と即答し
45歳のプログラマーが、警察庁、NTT、SMBCの一部システムのコードを流出させたというニュースを見た。 三井住友銀行などのソースコードが流出 “年収診断”したさにGitHubに公開か【追記あり】(ITmedia) 三井住友銀行(SMBC)は1月29日、同行のシステムに関連するソースコードが外部のWebサイト上に無断で公開されていたと明らかにした。 情報漏洩の事件自体は既に珍しくないが、気になったのが、流出させたとみられる本人の反応だ。 「商用利用してないので、何も言われないと思う」という呑気なツイートをしている。 出典:45歳プログラマーさん、警察庁とNTTとSMBCのソースコードを世界に無償公開してしまう ツイートを見るに、年収を査定してくれるというサービスを利用するために、ソースコードをアップしたという。 だが、「普通に」考えたら、お客さんに納品したコードを「本人が使い方もままならな
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米誌「アトランティック」の記者が5ヵ月におよぶ濃密な取材を経て、ジェフ・ベゾスの「見据えている未来」に関する長文記事を執筆した。その全訳の最終章をお届けする。 アマゾンで自分の購入履歴を振り返ることほど嫌なものはない。数十年分の履歴をのぞけば、そこにずらりと並ぶのは、はたしてこれを買う必要は本当にあったのか……と疑わざるをえない品々だ。 自宅の外のリサイクル用ゴミ箱に積み重なる段ボールには、どれもスマイルのカーブを描いた矢印がプリントされている。この光景がすべてを物語っている。 私はときどきこのスマイルが自分をあざ笑っているかのように感じることもある。私はアマゾンを批判してきたくせに、いまでもアマゾンに忠実な顧客なのだ。 アマゾンというものは、こちらが依存すればするほど、こちらに対して力を持つ仕組みになっている。 アマゾンのサイトで商品を売ろうと思ったら、アマゾンが定めた決まりと罰則のシス
この3月1日より、2021年卒学生の就職活動が大々的にスタートした。「超売り手市場」が続く中、企業側はどのように学生を惹きつければいいのか。そのヒントは、SNS上で多くの賞賛を集めている、「任天堂」の採用サイトに詰まっている。 【保存版】早慶、上智、明治…史上初の学部別「序列ランキング」を全公開 「本当にドキドキワクワクする!」「何というか仕事の全部が詰まってる」「これは…みんな任天堂で働きたくなるやつ」と共感を集めている理由を分析してみた。 例年、3月から『リクナビ』『マイナビ』など、2021年卒向けの大手就職情報サイトがグランドオープン。合同説明会や各企業の自社説明会が開催されて、就職活動が本格的にスタートする。 しかし、今年は新型コロナウイルスの感染が国内で広がりを見せていることから、各社とも説明会の中止・延期を決定するなど、波紋を呼んでいる。今年の就職活動にどれだけの影響を及ぼすの
ディー・エヌ・エー(DeNA)が2020年3月期、上場以来初めての通期赤字を出す見通しであることが明らかになった。第3四半期(10~12月期)にアメリカ子会社ののれん代など、減損損失493億円を計上した影響という。 【全画像をみる】「DeNA最終赤字」は警鐘にすぎない。上場企業「スマホゲーム一本足打法」の逃れがたいリスク 株価は発表前(2月5日)の1769円から1555円(10日)へと10%以上下落した。 2018年8月、筆者はBusiness Insider Japanへの寄稿で、環境に合わせて柔軟な業態転換を図る「メタモルフォーゼ型」企業の経営手法を紹介し、その例としてモバイルゲーム業界を取り上げた。 今回、DeNAがゲーム事業の不振を報じられたことから、漠然とでも「ゲームビジネスはヒットタイトルが出ているときはいいが、それがなくなった場合のリスクが大きいのでは」と考えた方も多いのでは
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8000万ドル(約87億円)の資金を集めたアドテク企業アイビュー(Eyeview)は、動画にフォーカスを据えていた。しかし、資金が底をつき、閉鎖となった。 彼らが抱える約100人の従業員たちは先週、この知らせを聞いた。年末を持って、運営を終了することとなった。アイビューの従業員は全員が職を失うこととなる。同社のチェアマンであるグレッグ・コールマン氏は、米DIGIDAYに事業閉鎖を認めた。コールマン氏はレアラー・ヒップー(Lerer Hippeau)のレジデンス起業家も勤めており、その他多くの役員にも就いている。従業員たちは給料が支払われ、解雇手当、そして彼らがすでに得ている歩合手数料、ボーナスも支払われると、コールマン氏は述べた。 ホンダ(Honda)やP&Gといったブランドのマーケターたちにターゲット動画広告を提供してきたパフォーマンス広告の専門企業であったアイビューだが、次々と潰れるア
あなたの会社は大丈夫? 最大手の企業信用調査会社「帝国データバンク」による『倒産の前兆』は、彼らが目撃した「倒産劇のリアル」を一冊にまとめたものだ。本書によれば、倒産する会社にはいくつかの共通点があるという。では、会社を倒産させる経営者や、倒産する会社で働く社員の「共通点」とはどんなものだろうか。それぞれ挙げてもらった。 こんな社長、社員がいると危ない たとえ黒字経営を続けていたり、銀行へのリスケ要請や取引先への支払いサイト変更要請がなくても、「倒産リスクあり」と見なしたほうがいい場合がある。
急速に進むグローバル化。日本企業による過去最大の企業買収に踏み切った武田薬品工業では、いまや従業員の9割が外国人だ。日本人社員はどう対応しているのか。(箱谷真司) 昨年3月に完成した東京・日本橋の「武田グローバル本社」。4階ロビーの大型スクリーンでは、ニューヨーク証券取引所への上場を祝って1月に開かれたセレモニーの映像が流れ、その脇を多様な国籍の外国人が行き交う。 武田は今年1月、アイルランドの製薬大手シャイアーを日本企業として過去最高の約6兆円で買収。売上高で製薬企業の世界トップ10に入った。それに伴い、世界で約5万人いる従業員の9割が外国人になった。 「こんなに国際化が進むとは想像もつかなかった」。2015年から西日本のがん事業(営業部門)を統括している江原昌慶(51)はそう話す。 大学で薬学を学んだ江原は、1991年入社。当時は研修でフランス人を1人見かけた以外は、周りに外国人がいた
Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 米中の技術覇権争いは別次元に突入した。米政府が、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への輸出などを禁止したのだ。民間の取引から同社を排除する“鉄拳制裁”の巻き添えを食う日本企業も出てきそうだ。(ダイヤモンド編集部 千本木啓文、新井美江子、土本匡孝) 従来とは異次元の厳しさ 米国は、ファーウェイ攻撃の手を緩めるつもりはないらしい。5月15日、ファーウェイなど中国企業を想定した制裁を新たに発表したのだ。 かねて米国はファーウェイが「通信機器を悪用してスパイ行為をしている」と主張してきたものの、ファーウェイを米国の政府調達から締め出すレベルにとどまり、制裁の対象は限定的ではあった。 そのためか、米国は同盟
キーエンス、デンソー、味の素などが高評価。村田製作所、セコム、リクルートHDも期待大。一方で、石油、鉄鋼や生損保、スーパーなどは警戒ランプが点灯。多くの業界で、勢力図が一変する—。 トヨタがグーグルの軍門に下る日 昨日まで好調だった会社が、明日も好調とは限らない。激動の時代を生き抜く会社はどこか。経営に精通する識者たちの採点をもとに、347社の「通信簿」を公開する。(表は5ページ目から) まず多くの識者が指摘したのは、自動車、電機などのモノづくりで巻き起こる歴史的な地殻変動。それは「インダストリー4・0(第四次産業革命)」と呼ばれるもので、ポイントを一言で言えば、少品種・大量生産時代がいよいよ終焉する。 これからは、消費者が自動車や家電を買う際には、商品カタログから選ぶのではなく、ネット上で好みのデザインやパーツなどを選ぶ。すると、そのデータが即座に生産工場に送られ、「あなた仕様」のオリジ
1004億円の最終赤字――。2018年度決算で野村ホールディングスは巨額の損失計上を余儀なくされた。もちろん、トップ証券の座からの転落である。背景にあるのは国内外における事業の不振である。 そこで、いま、同社は事業モデルの再構築に動き出した。海外では各拠点の縮小などを加速させ、国内では店舗の統廃合を急ぐ。一方、国内では不祥事が相次で発生した。いったい、資本市場の圧倒的な存在として君臨し続けてきた野村に何が起きているのか。野村ホールディングスの永井浩二・グループCEOを直撃インタビューした。 (取材・文:浪川攻/写真:西崎進也) ――前年度は巨額の赤字だった。なぜか。 伝統的な投資銀行モデルが世界中で崩壊してしまった。商業銀行とのミックス形態のビジネスモデルはなんとか健闘しているが、海外では典型的な投資銀行ビジネスを営む一方で、国内では伝統的なブローカレッジハウスであるという組み合わせである
2019年2月2日、パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 本社にて、「次の100年は女性がつくる『パナソニックのカルチャー&マインド改革』」セミナーが開催されました。本パートでは、樋口社長による基調講演の模様をお届けします。今回は、創業101年を迎えたパナソニックの改革に大鉈を振るう樋口氏が、現場での取り組み内容や工夫について明かしました。(※登壇者の肩書きはイベント当時のものとなります) 高度成長期の夢から醒めない日本 樋口泰行氏:日本の生産性は、少し過去のデータですが19年連続最下位ということで、生産性が全然上がらない状態です。昔は、コストが非常に安かったんです。品質が良くて安いということで、世界中を席巻しました。自動車も電化製品もいろいろなものを……という状況でしたけれども、どんどん賃金も上がってくる。少子化で労働生産人口も減る。 そうすると、オフショアということで
優秀な社員を会社に留め続けることは難しいものですが、「あまりにも簡単なミスによって優秀な社員を失う企業が少なくない」と、感情的知性(EQ)を高めるコンサルティング企業TalentSmartを運営するトラビス・ブラッドベリー博士は考えています。簡単に避けられるはずなのに企業のトップが犯しがちな「優秀な社員を失ってしまうことになる最低な8つのミス」をブラッドベリー博士は提示しています。 8 Bad Mistakes That Make Good Employees Leave https://www.linkedin.com/pulse/8-bad-mistakes-make-good-employees-leave-dr-travis-bradberry/ ・1:愚かなルールを作りまくる 企業にルールは不可欠です。しかし、あまりにも細かなルールで過剰に社員を縛ることは、優秀な人にとっては害悪
技術職の残業時間が最も少ない企業は? 転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイが調査した結果、2位はシャープで月17.5時間だった。1位は…… 技術職の残業時間が最も少ない企業は? 転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイが調査した結果、1位はキヤノンで月12.3時間だった。社員からは「開発部門の残業は月20時間程度。残業代はしっかり出る」「残業は極めて少ない。設計開発系を除き、基本的には残業できないシステムになっている」といった声が寄せられた。 また、同社では各専門分野を磨く研修制度や大学の修士課程で業務に連動した研究分野を学ぶ技術者海外留学制度なども整えているという。 2位はシャープ(月17.5時間)。「定時になると皆帰宅する。管理職も帰宅が早い。休日出勤もないのでプライベートの時間はたくさんある」「休日出勤はしたことがない。プライベートの時間も取りやすい」
新年の風物詩ともいえる箱根駅伝で、「白い派手なセンチュリーが大会用の車両として走っている」とSNSを中心に話題となっています。箱根駅伝といえば昨年はアンパンマン号で悪盛り上がりしてましたが、今年のセンチュリーについていえばおしなべて好評です。目立とうとしてるワケじゃないのに目立っているからでしょう。この白い派手な「センチュリー」、実はクルマ好きにとっては有名なクルマだったのです。 SNSで話題の凄い「センチュリー」等を写真でチェック(12枚) 箱根駅伝で走っていた白いセンチュリーは、トヨタの豊田章男社長用に作られたスペシャルモデルで、新型センチュリーをベースとし、エアロキットでドレスアップ。足回りの変更なども行ったものです。 ちなみにナンバー「1867」は、豊田の創業者である佐吉氏が生まれた年です。今年の箱根駅伝では『大会本部車』として使われています。センチュリーを見ながら他の車両も見てみ
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