AMDのZenアーキテクチャーを採用した初のCPU「Ryzen 7」シリーズが3月頭に発売されるや否や、これまでインテルほぼ一色だった自作PC(デスクトップPC)界隈が久々に大きな盛り上がりをみせた。 Ryzen 7はライバルの約半分の価格で8コア16スレッド、全製品倍率ロックフリーを武器にしたが、性能も従来のAMD製CPUの常識(安いぶん性能は控えめ)を一気に覆した。 そして本日4月11日、Ryzen 7の下位モデルとなる「Ryzen 5」シリーズの発売が封切られた。諸般の事情で4製品中「1600X」および「1600」の上位2モデルのみが11日解禁、残りの「1500X」および「1400」に関しては発売日が4月15日に延期されてしまったが、今回も競合するインテル製品よりも“安くてもコア数が多く高パフォーマンス”を武器にしている。 今回はRyzen 5の評価キット(1600Xおよび1500X
