(これまでの保険証番号や口座番号などの特定情報ごとの番号と違い、生活の隅々まで個人情報が把握され、プライバシーが丸裸にされるマイナンバー制度) 国民一人ひとりに番号を割り振って社会保障や税の情報を一元管理する通称「マイナンバー」法案が、本日2013年3月22日から国会で審議入りしました。ちまたでは自民公の賛成で可決されるだろうと言われています。他方、そんな中、マイナンバー制度と関連があるとは普通気づかない事態が進行しています。 それは、インターネットイニシアティブ(IIJ)が2013年3月、財務省の前次官で同社特別顧問の勝栄二郎氏を社長に起用する人事を内定したことです。正式には6月下旬の株主総会後の取締役会で正式に決めることになっています。 おなじみでない方もいらっしゃるかもしれませんが、勝氏は1975年(昭50年)東大法卒で旧大蔵省(現財務省)に入省し、主計局長を経て2010年財務次官に