歯に衣着せぬ発言で知られるベストセラー作家、百田尚樹氏(61)が27、28の両日、沖縄県名護市と宜野湾市でそれぞれ講演する。「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の我那覇真子(がなは・まさこ)代表が運営委員長を務める「百田尚樹講演会実行委員会」の主催。仲井真弘多(ひろかず)前沖縄県知事と島袋吉和・元名護市長が呼びかけ人となり、実現の運びとなった。 百田氏といえば平成27年6月、自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」に講師として招かれ、偏向報道著しい琉球新報と沖縄タイムスをターゲットに「沖縄の二つの新聞は潰さないといけない」と発言し、政界などで波紋を広げた。 百田氏にとってはそれ以来初の沖縄入りで、敵陣でのけれん味のない舌鋒が注目される。自身は9月22日、ツイッターで「20数年ぶりの沖縄。講演の合間に久しぶりにダイビングしようかな。でも空港に降り立った途端、沖縄タイムスと琉球新報の