秋の空気と入れ替わり、爽やかになりました。山法師の実が気になり公園を探索中に、葛の草が山法師の木に巻き付き、綺麗な花を咲かせていました。因みに山法師の実は、若干早いようで食べるには、もう少し待った方が良いようです。 葛(クズ)学名は、 Pueraria montana var. lobataで、マメ科クズ属の蔓(つる)性の多年草でです。 日本では、根を用いて食材の葛粉や漢方薬が作られ、万葉の昔から秋の七草の一つに数えられています。 和名は、かつて大和国(現、奈良県)吉野川(紀の川)上流の国栖(くず)が葛粉の産地であったことに由来します。 地面を這うつるは、他のものに巻きついて10メートル以上に伸び、全体に褐色の細かい毛が生えています。 根もとは木質化し、地下では肥大した長芋状の塊根となり、長さは1.5メートル、直径は20センチメートルに達します。 葉は三出複葉で、小葉は草質で幅広く大きく、