RF-4Bファントム VMFP-3、アメリカ海兵隊エルトロ基地、カリフォルニア州、1982年。 横浜米軍機墜落事件(よこはまべいぐんきついらくじけん)は、1977年9月27日(火曜日)、アメリカ海兵隊のRF-4BファントムIIが神奈川県横浜市緑区の住宅地に墜落し、一般市民9名が死傷した航空事故である。 1977年9月27日13時過ぎ、厚木基地(厚木海軍飛行場)を離陸し、太平洋上の航空母艦「ミッドウェイ」に向かおうとしたアメリカ海兵隊の戦術偵察機(RF-4BファントムII611号機)が、離陸直後に燃料満載の状態でエンジン火災を起こした。 乗員2名は射出座席を用いて緊急脱出し、パラシュートで神奈川県横浜市緑区(現青葉区)鴨志田町付近に着地した[2]のち、海上自衛隊厚木救難飛行隊のヘリコプターに収容されて基地に無事帰還した(下記の「パパママバイバイ」では、ごく軽い負傷の乗員たちだけを拾って帰って