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ブックマーク / blog.jxck.io (11)

  • Apple によるブラウザエンジン規制の緩和 | blog.jxck.io

    Intro 以前から騒がれていた Apple によるサイドローディング周りの緩和について、正式な情報公開があった。 Apple announces changes to iOS, Safari, and the App Store in the European Union - Apple https://www.apple.com/newsroom/2024/01/apple-announces-changes-to-ios-safari-and-the-app-store-in-the-european-union/ ストアやペイメントの緩和もあるが、ここでは WebKit に関する部分だけを抜粋し、どのような条件があるのかをまとめておく。 筆者が公開情報を読んで解釈したものなので、内容は保証しない。 前提 iOS/iPadOS に入れられるブラウザには、 WebKit を用いる必要が

    Apple によるブラウザエンジン規制の緩和 | blog.jxck.io
  • Cookie Store API による document.cookie の改善 | blog.jxck.io

    Intro JS から Cookie を操作する document.cookie の改善を目的とした Cookie Store API についてまとめる。 document.cookie document.cookie は、ブラウザの API における代表的な技術的負債の一つと言える。 HTML Standard https://html.spec.whatwg.org/multipage/dom.html#dom-document-cookie的な使い方は以下だ。 document.cookie = "a=b" console.log(document.cookie) // a=b まず、この API の問題を振り返る。 同期 API 最も深刻なのは、 I/O を伴いながら、同期 API として定義されているところだ。 この API は古くから実装されているため、I/O は非同期

    Cookie Store API による document.cookie の改善 | blog.jxck.io
  • XMLHttpRequest とはなんだったのか | blog.jxck.io

    Intro Fetch API の実装が広まり、 IE もリタイアを迎えたことで、今後忘れ去られていくことになるだろう XMLHttpRequest について。 どのように始まり、どのように広まり、どのように使われなくなっていくのか。その間に残した多大な功績を残す。 XMLHttpRequest の始まり この名前は非常に長いため、通常 XHR と略される。 この API は、現在の Web API のように W3C/WHATWG による標準化を経て策定された API ではない。 Microsoft によるいわゆる独自実装の API として始まり、後追いで標準化される。 したがって、 Web API の中でもかなり異質な命名である XHR が、 XmlHttpRequest でも XMLHTTPRequest でもなく XMLHttpRequest である理由も、 Microsoft の命

    XMLHttpRequest とはなんだったのか | blog.jxck.io
  • HTTP 関連 RFC が大量に出た話と 3 行まとめ | blog.jxck.io

    Intro 2022/06/06 ~ 9 あたりに、長きに渡って策定作業が行われていた HTTP 関連の RFC が大量に公開された。 RFC 9110: HTTP Semantics RFC 9111: HTTP Caching RFC 9112: HTTP/1.1 RFC 9113: HTTP/2 RFC 9114: HTTP/3 RFC 9163: Expect-CT Extension for HTTP RFC 9204: QPACK: Field Compression for HTTP/3 RFC 9205: Building Protocols with HTTP RFC 9209: The Proxy-Status HTTP Response Header Field RFC 9211: The Cache-Status HTTP Response Header Field

    HTTP 関連 RFC が大量に出た話と 3 行まとめ | blog.jxck.io
  • サイトの HTTP3 化と DNS HTTPS RR および Alt-Svc Header によるアドバタイズ | blog.jxck.io

    Intro サイトを HTTP3 対応し、Alt-Svc ヘッダおよび DNS HTTPS Resource Record によってそれをアドバタイズする構成を適用した。 色々ハマったので作業のログを記す。 HTTP3 on h2o Fastly の数々の発表からも h2o が HTTP3 に対応していることは自明だが、その設定方法がドキュメントに記載されておらず、なかなか設定方法がわからずにいた。先日、たまたま当該 issue の中で、設定ファイルサンプルの中にコメントアウトされたフラグがあることを教えてもらい、これをたよりに HTTP3 化を進めることができた。 したがって、ここから記す内容はドキュメントやリリースノートの内容ではないため、将来的に全然違う方法になるかもしれない点には注意が必要だ。なお、最近はリリース自体がないため master をビルドしてデプロイしている。 h2o

    サイトの HTTP3 化と DNS HTTPS RR および Alt-Svc Header によるアドバタイズ | blog.jxck.io
  • Non AMP SXG による Prefetch 対応と AMP 提供の停止 | blog.jxck.io

    Intro サイトを (Non AMP) SXG に対応した。 これにより、 Google のモバイル検索では、結果を表示した時点でこのサイトの SXG が Prefetch され、結果を選択したら Cache から素早く表示されつつ、 アドレスバーにもサイトのものとして表示される。 この、 Non AMP SXG 対応にあたって、サイトの AMP の提供も停止することになった。 移行の作業ログと、関連する流れについて記す。 (Non AMP) SXG SXG については過去に解説した。 WebPackaging の Signed HTTP Exchanges サイトでは AMP SXG に対応しており、 Google Search からの AMP ページへの遷移には SXG が取得され、サイトのドメインが表示される。 AMP SXG 対応 今年の 4 月に、 AMP だけでなく

    Non AMP SXG による Prefetch 対応と AMP 提供の停止 | blog.jxck.io
  • ローカル開発環境の https 化 | blog.jxck.io

    Intro Web の https 化が進み、それに伴って https を前提とする API も増えてきた。 そうした API を用いた開発をローカルで行う場合、 localhost という特別なホストを用いることもできるが、それだけでは間に合わないケースも少なからずある。 localhost を https にするという方法もあるが、そのように紹介されている方法には、いくつか注意すべき点もある。 この辺りの話を、直近 1 ヶ月で 3 回くらいしたので、筆者が普段使っている方法や注意点についてまとめる。 特に推奨するつもりはない。 Update chrome の --host-rules について追記 localhost での開発の注意点 例として https://example.com にデプロイする予定の ServiceWorker を用いたアプリがあったとする。 開発をローカルで行う

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  • 牧歌的 Cookie の終焉 | blog.jxck.io

    Intro Cookie は、ブラウザに一度保存すれば、次からその値を自動的に送ってくるという、非常に都合の良い仕様から始まった。 State Less が基だった Web にセッションの概念をもたらし、今ではこれが無ければ実現できないユースケースの方が多い。 冷静に考えればふざけてるとして思えないヘッダ名からもわかるように、当初はこのヘッダがこんなに重宝され、 Web のあり方を変えるかもしれないくらい重要な議論を巻き起こすことになるとは、最初の実装者も思ってなかっただろう。 そんな Cookie が今どう使われ、 3rd Party Cookie (3rdPC) の何が問題になっているのかを踏まえ、これからどうなっていくのかについて考える。 Cookie のユースケース Web にある API の中でも Cookie はいくつかの点で特異な挙動をする 一度保存すれば、次から自動で送る

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  • 3rd Party Cookie 調査のための Web 広告導入 | blog.jxck.io

    Intro 昨今、特に広告サービスを中心に 3rd Party Cookie を用いたトラッキングについての議論が多く行われている。 Safari による ITP や、 Chrome による Privacy Sandbox への移行など、技術的な変化も著しい。 こうした技術の変遷を観測し、調査検証を行うために、これまで避けていた Web 広告をサイトに導入することにした。 Motivation サイトは、様々な Web に関する技術を調査し、実際に試すためにサイト自体に適用しながらそれを記事にまとめるという目的で運用してきた。 様々な技術を試したり、そのパフォーマンスやセキュリティへの影響を評価する上で、一般的なサイトの構成とかけ離れていれば、あまり意味をなさない。 そのため、サイトでは以下のように、別に必要はない機能やサービスをあえて導入している。 AMP AMP より Origi

    3rd Party Cookie 調査のための Web 広告導入 | blog.jxck.io
  • WebBundle によるコンテンツの結合と WebPackaging | blog.jxck.io

    Intro 依存コンテンツを 1 つにまとめて配信する WebBundle の仕様策定と実装が進んでいる。 これは Signed HTTP Exchange と合わせて WebPackaging を実現するための仕様であり、組み合わせれば WebBundle に対して署名することでコンテンツの配信を通信と分けて考えることができる。 Signed HTTP Exchange に比べると格段に簡単な仕様なので、現状のフォーマットと挙動について解説する。 draft-yasskin-wpack-bundled-exchanges-latest WebBundle かつて Bundled HTTP Exchanges と呼ばれていた仕様であり、複数のコンテンツを 1 つにまとめ、配信することができる。 例えば index.html とそれが依存する css/js/favicon etc を 1 つ

    WebBundle によるコンテンツの結合と WebPackaging | blog.jxck.io
  • WebTransport と WebCodecs そして Web はどこまで "ゲーム化" するか | blog.jxck.io

    Alternatives 結局 WebSocket が TCP に縛られていなければ良いのではという点に注目すると、 WebSocket over HTTP/3 が実現できれば HoLB などの問題は解決しそうだ。 しかし、仮にそこに複数のストリームを束ねようとしても、 WS の特徴上ストリームごとに 1RTT のハンドシェイクが必要となる。また、サーバから Stream を開始することができない(当にそれが必要なのかは疑問だが)という問題があげられている。 また、 WebRTC の文脈で進んでいる RTCQuicTransport が、非常にというかあるケースではほぼ同じことを提供することになる点が指摘される。(策定者も同じ) これもやはり、 WebRTC が P2P 前提の仕様でスタートした点と Client-Server ユースケースとの乖離をベースに説明されており、すでに RTC

    WebTransport と WebCodecs そして Web はどこまで "ゲーム化" するか | blog.jxck.io
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