国土交通省関東運輸局は7月31日、6月1ヵ月間を強化月間として行った「不正改造を排除する運動」の実施結果を発表した。 関東管内の各運輸支局では、深夜・休日等の特別街頭監査5回を含む23回の街頭検査・指導を実施し、1922台の車両を検査した結果、149台に保安基準不適合箇所が確認された。このうち、不正改造車37台と整備不良車9台に整備命令書を交付した。 一方、期間中に迷惑改造車相談窓口(不正改造車110番)に寄せられた不正改造車に関する情報は116件で、このうち事実が確認できた55台に対して不適合箇所を保安基準に適合させるよう、ハガキにより通知した。 街頭検査で発見した不正改造の傾向では、マフラー改造等による近接排気騒音基準値超過が12台で最多。不正改造110番に寄せられた主な情報も8割に当たる92件がマフラーの騒音に関するものだった。 《レスポンス編集部》