水野 文也記者 [東京 4日 ロイター] 「高成長」のイメージが強かったインターネット企業に収益鈍化のケースが目立つ。とりわけ、新たな媒体として伸びてきたネット広告が、不景気の影響によって需要が減少、これが圧迫要因となり成長路線に水を差した格好だ。 ただ、 ネットビジネスは拡大余地が広いというのが業界の一致した見方で、各社とも次の飛躍を目指すための取り組みを強化している。 ヤフー4689.Tが7月28日に発表した2009年3月期の第2四半期(7─9月)見通しは、営業利益が328億─350億円と前年同期実績330億円に対しては強含みとなったが、第1四半期(4─6月)実績の342億円との比較では、状況次第によってはマイナスになる可能性もある。 同社以外のネット企業でも、投資家に収益に対する不安を感じさせる企業が少なくない。 ミクシィ2121.Tが7月31日に発表した決算は、第1四半期(4─6月
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