マスターカードを偽装したフィッシングサイトが増加傾向にあり、12月19日現在で152件のサイトが確認されたと、トレンドマイクロのセキュリティブログが報じている。 同社によると、これら152件のURLは11個のIPアドレスを利用しており、米国内に設置されたサーバが最も多く、ほかにドイツ、オランダ、フランス、ポーランドも確認されているという。また、フィッシングサイトのURLをみると、末尾に同一のパターン(mastercard.<文字列>/account.php)が見られるほか、ドメインやSSH公開鍵に共通する点があり、「同一組織がフィッシングサイト構築ツールを使って機械的に攻撃を仕掛けている可能性がある」と分析している。 なお、同社のクラウド型セキュリティインフラ「Smart Protection Network」の調査では、過去1週間以内に確認された44件のURLに対して、わずかな期間で98