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2021年2月12日のブックマーク (3件)

  • nix in desertis:書評:『世界哲学史』7・8巻(ちくま新書)

    5・6巻の書評はこちら。 7巻「近代Ⅱ 自由と歴史的発展」 19世紀を扱った巻。よく19世紀が1冊に入りきったなというのが読む前の印象で,やっぱり無理があったかなというのが読後の印象である。サブタイトルの通り,大テーマはほぼヘーゲルとマルクスであって,その通りに論じているのはテーマ紹介の第1章の他,2〜4章まで。それもヘーゲルとマルクスを直接扱っているのは4章のみだった。後述するが,巻のサブタイトルは「啓蒙思想・観念論からの跳躍」とした方が実態に即していた。なぜこのサブタイトルになったのか,第1章を読んでも理解できない。 個々の章で面白かったのは第3・4章。3章はショーペンハウアーとニーチェについて。ショーペンハウアーの思想は全然詳しくなかったのだが,章で得た理解だけで言えば,章自身でそう触れられている通り,ものすごく仏教思想に近くて驚いた。ショーペンハウアーがどの程度インドに触れて

  • 結局、私は就活を始めた。

    運動が苦手だと気づいたのは、小学生になってすぐだったと思う。 体育が1番憂な時間になった。休み時間は図書室に籠もっていた。 運動が嫌いになった。 「小学生の世界では運動が得意な人間が最も強い力を持つ」 と、運動が苦手な人間は考える。私ももれなくそう考えた。 勝手にピラミッドをを思い浮かべ、彼らが上、自分が下だと考えた。 中学生になった。 運動が得意な人間は引き続き強い力を持っていたが、別の人間が台頭し始めた。勉強が得意な人間だ。 小学校では揶揄されていた彼らが、今度は羨望の眼差しを向けられるようになる。 私は勉強も苦手だった。国語だけは図書室籠りが功を奏し、その貯金で上手くやれた。その他にはほとんど興味が持てなかった。 私は勉強も嫌いになった。 「自分には何もない」こんな考えが浮かび始めた。 高校生になった。 また別の人間が台頭し始めた。顔が良く人と積極的に関わることが得意な人間だ。 そ

    結局、私は就活を始めた。
  • Is Westernisation fact or fiction? The case of Japan and the US | Aeon Essays

    In 1860, Fukuzawa Yukichi, a young Japanese student still learning English himself, accompanied the first ever Japanese diplomatic mission to the United States as its English interpreter. This American encounter, along with a second trip with a Japanese Embassy to Europe in 1862 and a third trip back to the US in 1867, greatly influenced his thinking about Japan and its future. Although Fukuzawa t

    Is Westernisation fact or fiction? The case of Japan and the US | Aeon Essays
    kazutox
    kazutox 2021/02/12
    日本の西洋化と福沢諭吉とライシャワー