宮崎駿監督の最新作『風立ちぬ』が、ついに今月20日に公開される。前作『崖の上のポニョ』から約5年振りの新作ということもあり、注目度は抜群。さらに主人公の声をアニメーション監督の庵野秀明が務めていることも大きな話題となっている。 庵野といえば、宮崎の『風の谷のナウシカ』で巨神兵のシーンを担当したことは有名な話。だが、これまで折に触れて互いの作品を批判する発言を行ってきたこともあり、アニメファンのあいだでは「じつは仲が悪いのでは?」と噂されてきたことも。先日の『風立ちぬ』完成報告会見でも、年上で大先輩の宮崎に対して「72を超えてようやく20歳過ぎの映画がつくれた」「宮さん大人になったなと。地に足が着いた映画ですよ」と庵野が“上から目線”で評するなど、その関係性はフシギなものだった。そこで今回は、『風立ちぬ』が100倍面白くなる(!?)宮崎・庵野両氏の関係を、過去の発言から探ってみたいと思う。
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