PAX Westにおける任天堂とのアポイントは常に同じ、小さな部屋で行われる。人が行き交う展示フロアを離れ上階に登り、病院のような通路を進むと「Nintendo」と書かれたドアが見える。我々はこの部屋で毎年1時間ほど過ごし、今後リリースされる最新の任天堂タイトルを少しだけプレイする。 今年、我々は部屋の中に通される前にベージュ色の廊下で10分ほど待たされた。米任天堂の広報はドアを少しだけ開けて、隙間から顔を出した。 その瞬間、このゲームに対する僕の恐れが全て現実になった気がした。というのも、僕は「スカイリム」を愛している。プレイ時間は300時間をゆうに超え、複数回クリアした上、異なるプラットフォームで異なるキャラクターをプレイし尽くした。もう最高だ。そして、僕はNintendo Switchのことも大好きだ。それなのに「スカイリム」がSwitch向けに発表されて以来、複雑な気持ちを抑えられ