◆◆◆ ――串田さんはデビュー前、米軍基地などで歌われていたそうですね。 串田 はい、10代の頃ですね。沖縄が返還される前で、厚木、座間、横浜などに米軍のベースキャンプがあったんです。根岸の競馬場跡や山下にも米軍の施設があったので、そういう場所をまわって歌っていましたね。 50周年記念ベストアルバム『Delight』 もともとアメリカの音楽、レイ・チャールズとか、ナット・キング・コールとか、『ショットガン』のジュニア・ウォーカーなどがとにかく好きで聴いていました。日本はその頃、グループサウンズが流行りかけていましたが、僕は何か違うな、という感じでした。中学生の頃はラテンを聴いていましたね。あと、ジョニー・ディアフィールドの『悲しき少年兵』を聴いて感動していました。 そんな風にアメリカの音楽にどんどんのめりこんでいって。それであるとき、横浜にある外国人専用のクラブへバンドを見に行って、「うわ
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