褒めるというのは違うのかもしれないが、立派な青年ではないか、というのが会見を通しての率直な印象だった。関学・日大のアメフトの試合で反則行為を行った日大の選手による記者会見だ。 代理人の弁護士はそばにいたが、二十歳だというその選手は、ほとんどの質問に自分の言葉で答えた。「顔を出さない謝罪はない」という考えのもと、プライバシー保護を盾にすることなく、撮影の制約をも設けず、何が起きたのかを正直に話すことが謝罪の第一歩と本人・両親が合意して、今日、5月22日の会見を開いたという。 そしてそこに日本大学の関係者はいなかった。 まずこのような時、通常は、組織が「選手」を守る。例外は、問題の行為が「完全に個人の問題」で、組織的な関与が「一切ない」と言い切れる場合だ。今回のように監督が(具体的な事実関係の説明をしないままだとしても)「全て自分の責任」として謝罪に動き、辞任を明言しているような場合、籍を置く
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