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ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (102)

  • パートさんと現場で働いたら「年収の壁」より厄介な「圧力」の存在に気づいた。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社(中小企業)の営業部長、相変わらず現場の人手不足は深刻で、僕もシフトの穴を埋めるためにパートさんと混じって惣菜工場で働いている。今月末までは週2日、年末になると週5日は惣菜工場で稲荷ずしをつくることになりそうだ。営業部長なのに…。なぜこんなことになったのか。理由は二つ。ひとつは、人手不足状況下で人材確保のためにパートスタッフの時給を上げたこともあって、早期に「年収の壁」に達するパートスタッフが増えたからだ。彼らが出勤日数と勤務時間を抑制しはじめたため、シフトが埋まらなくなったからだ。(パートさんの代わりに現場で働いたら「壁」の存在に気付いた。 - Everything you've ever Dreamed) もうひとつは、年末の壁が近づいてきたから。これまでは背に腹は変えられず、パートさん達に頼み込んで無理に出勤してもらっていたが、年末に向けて、勤務日数と時間を抑制するシフト

    パートさんと現場で働いたら「年収の壁」より厄介な「圧力」の存在に気づいた。 - Everything you've ever Dreamed
    kazyee
    kazyee 2024/11/06
    パート→正社員になりたくない人と管理職になりたくない人は責任と給与のバランスを見ているという観点では同じか。
  • 元給食営業マンが「ホーユー」の学校・警察での給食提供停止騒動の原因をざっくり解説してみた。 - Everything you've ever Dreamed

    mainichi.jp 西日を中心に学校や寮で事の提供が停止する事態が起きている。運営会社は広島市に店のある給会社ホーユー。ホーユーの名はコンペで何回か見かけたことがある。詳しくは知らない。 給事業はリターンも少ないけれどもリスクも少ないビジネスだ。給設備や用具や器をクライアント側の負担で事業が行えるからだ。ひとことでいってしまえば経費負担が軽いのだ。材費は実費、人件費も委託費でカバーできる。「莫大な利益が出せるか?」といわれると案件次第だが、一事業所当たりで赤字になるリスクはとても少ない事業である。 そのため、近く破産申告するとみられるホーユーの社長が人件費や材費の高騰を理由に上げているのを知って「妙だな…」とコナン君のように疑ったのがこの文章を書いた表向きの理由である。なお裏向きの理由は奥様からの「あなたの会社は大丈夫なのか」という不安を取り除くためである。 一般的に

    元給食営業マンが「ホーユー」の学校・警察での給食提供停止騒動の原因をざっくり解説してみた。 - Everything you've ever Dreamed
  • 私はコレで会社を辞めました。 - Everything you've ever Dreamed

    25年。中途半端に長くなってしまった僕の会社員生活において、数多のクソな人物やクソな出来事はあったけれども、上司Kの伝説的な土下座から僕の退職に至るまでの1年間に起こった一連のクソオブクソに比べれば、すべて鼻クソである。あえて言おうカスであると。 新卒で入った会社は超有名企業だった。長い歴史を誇る、その名を聞けば誰でも知っている会社だ。僕はその会社のとある事業部付の営業チームに配属されて働いていた。事業部のトップがKである。Kは仕事が出来る人だった。前任者の急死(好人物。残念ながらある朝起きてこなかった)もあって、40才の若さで事業部のトップになっていた。Kは数値目標(ノルマ)さえ達成していれば、細かいことを言わない人だったので、仕事をしやすい上司だった。 伝説のKの土下座を僕は見ていない。「社長の自宅の前で待ち構えていたKが、出勤しようとする社長の前で涙を流しながら土下座をした」「申し訳

    私はコレで会社を辞めました。 - Everything you've ever Dreamed
  • 属人化を排除した結果、「あなたはいてもいなくても同じ」と部下に言われた。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社の営業部長、自分で言うのもなんだが部下に慕われている部長と自負している。その証拠に、先日、休みを取ろうとしたら、部下の一人が気を使ったのだろうね、「いてもいなくても同じですから休んでください」と言われた。一瞬、思うところはあったけれども、ポジティブシンキングで目指していた自由に発言できる風通しのいい組織の証明ととらえた。実際、営業部を今の体制に変えたのは僕なのである。 4年前、僕は中途入社した。それまでの経験から案件の発掘から成約まで一人でやりきってしまう営業マンを揃える営業組織に限界と疑問を感じていて、意見を同じくする社長のもとで、これまで組織を変えてきたのだ。ホークアイで見込み客を見つけ、マジカルトークで有力案件に育て、ミラクルな企画提案で契約を取るスーパーな営業マンを僕は否定しない。でもスーパーマンに依存した仕事のありようは組織としては正しくない。スーパーマンが退職したと

    属人化を排除した結果、「あなたはいてもいなくても同じ」と部下に言われた。 - Everything you've ever Dreamed
  • 20年間の営業マン生活で僕が身につけた、成果を出し続けられるようになる消極的一期一会スタンスについて全部話す。 - Everything you've ever Dreamed

    昨日、部下氏から「客に嫌われたかもしれません」という悩み相談を受けた。僕は今後の進め方を助言したあとで「やるじゃないか」と評価を伝えたのだけれど、どうやら部下氏はピンと来なかったようで「意地悪やめてくださいよ〜」なんて泣き言を漏らしていた。意地悪ではない。僕は、嫌われるくらいのことを言えなければ成果は長期的に出せないと考えている。 好かれるのと嫌われるのは表裏一体、紙一重だ。嫌われている人、苦手な相手が、ある商談を経て、大の得意先になった経験は何度もある。あえて感情をおさえて厳しい意見を出し合い、着地点を見つけて、進めていくのが仕事のあり方だ。営業の場合、相手が客であるケースが多いだけでその質は変わらない。だが、相手が客になってしまうと、途端に思考停止してしまう。「嫌われたくない」「嫌われては契約が取れない」という恐怖がその質を忘れさせてしまうようだ。若い頃の僕も同じだった。ある、ひと

    20年間の営業マン生活で僕が身につけた、成果を出し続けられるようになる消極的一期一会スタンスについて全部話す。 - Everything you've ever Dreamed
  • 老舗料理屋のテイクアウトを手伝って「自粛要請」「新しい生活様式」のぶっ壊すものが見えてきた。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社の営業マン、一昨日、取引先の料理店の店主オヤジから、「今後のことについて話し合いがしたい」と連絡があった。今のオヤジさんが三代目の古い日料理屋。新型コロナの影響で売上が激減したため、先月、相談を受け、アドバイスをした。「今は、何よりも売上です」といってテイクアウトを提案。オヤジさんは口数の少ない人で「…やるしかないか」と了承。あまり気乗りしない様子であった。切羽詰まっていたのでポンポンと話をすすめた。計画立案。テイクアウト用容器の手配。宣伝。ときおりオヤジさんが何か言いたいことがあるけど言えない様子を見せた。気になったが、それ以上に時間がなかったので話を進めた。魚料理が売りの料理店であったけれど、生ものは避けた。オヤジさんが考えたメニューは高級すぎたので「こだわりはわかりますけれど、今は、こんな時代なので」つって、ランチタイムにあった内容に変えてもらい、価格を抑えた。「今は」

    老舗料理屋のテイクアウトを手伝って「自粛要請」「新しい生活様式」のぶっ壊すものが見えてきた。 - Everything you've ever Dreamed
    kazyee
    kazyee 2020/05/20
    コロナ明けでも通じるハレの日用の高級テイクアウトなら「お食い初め」を思いついた。
  • 15年前に僕をバカにした人物が客となってあらわれた。 - Everything you've ever Dreamed

    罪を憎んで人を憎まず。そうやって、ずっと生きてきた。先日、部下氏に請われて商談に同席した。事前に来客の社名と役職は確認していた。だが、応接ルームで面談相手の営業課長を見た瞬間、15年前にタイムスリップした。 当時、僕は今と同様に品業界で営業マンとして働いていた。とある見込み客にサンプル材を持って訪問したときだ。対応してくれた担当課長は「これをその値段で売るなんておかしいんじゃないか。ウチの柴犬もべないよ。外国製でもっといいものが半値で買える。頭を使いなさいよ。何年業界にいるんだ?」と当時飼い始めた飼い犬の名を出して、僕を嘲笑した。男の名前は覚えていない。名刺交換どころか、「これはいらないわ」と名刺を突き返されてしまったのだ。 その男が15年後、愛想笑いを浮かべて僕に名刺を突き出している。歳は取って体型は変わっているが面影はある。間違いない。奴だ。自己紹介をしながら名刺交換。顔をあげた

    15年前に僕をバカにした人物が客となってあらわれた。 - Everything you've ever Dreamed
  • 【告知】「ザ!世界仰天ニュース」に出ます。 - Everything you've ever Dreamed

    突然ですが、あの人気番組「世界仰天ニュース」(ザ!世界仰天ニュース|日テレビ)に出ます。レギュラー放送ではなく「大人の仰天ニュース」(「ゴールデンでは放送しにくいHな話 幸せになれる・・・ちょっと大人の仰天ニュース」)だけどね。日テレさん、次は「アナザースカイ」でお願いします…。 www.oricon.co.jp 放送は日テレビ系列で2019年12月27日金曜日深夜24時59分からの生放送。レギュラー同様、中居正広さん、笑福亭鶴瓶師匠が出演。同年代のスター中居君にいじってもらえるなんて光栄すぎる…。内容については教えられないので、放送をみてほしい。 www.youtube.com 応募もしていないのに、ネットの片隅に生息する僕をどうやって見つけたのか…。突然、制作サイドから連絡を受けたときはガチで驚いたけれど、ゴールデンではお話できない、ゴールデンボールがらみの、エロく、くだらないこと

    【告知】「ザ!世界仰天ニュース」に出ます。 - Everything you've ever Dreamed
    kazyee
    kazyee 2019/12/25
    EDネタかな?最近投稿ではあまり見かけてないが。
  • 就職氷河期世代の答え合わせがキツすぎる。 - Everything you've ever Dreamed

    今年の夏から同級生と会う機会が多く、毎回、まったく異なるメンバーと会っているが、どういうわけか申し合わせたように「俺たちの世代って何だったんだろう…」という世代の話になっている。これまで、仕事や家庭のきっつーな話をすることはあっても、世代がどうのこうのといった自分たちを俯瞰でとらえるような話になることはなかった。1973~74生まれ。45、46才。50を前にして、ここでいったん、自分たちの人生を振り返っておこう、中間地点で答えあわせをしておこう、という気分に何となくなっているのだろう。 家族や老後という話題からではなく、仕事や働くことから自分たちの世代を振り返っていた。大卒で社会に出て20数年、技術や経験を蓄積して、管理職やそれなりの立場で仕事を任されている者が多い。これまでは会って話をしても話題は、ごく個人的な仕事の愚痴や悩みが多かったけれども、この夏からの一連の会合では、俺たちの世代が

    就職氷河期世代の答え合わせがキツすぎる。 - Everything you've ever Dreamed
  • 9/27発売フミコフミオ本『ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。』最終段階で泣く泣くカットした未収録エッセイを公開します。 - Everything you've ever Dreamed

    【速報】Amazon「胃・腸の医学」で3位! 9月27日という消費増税直前という最高のタイミングで、KADOKAWAさんより、現代における生きづらさに迫るエッセイ『ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。』が発売されます。 内容は「会社」「仕事」「社会」「家族」といった人生の様々なシーンで普通の会社員である僕が「きっつー」と感じた生きづらさを探求して、それらをどうやりすごしてきたかを真空パックしたものだ。そこらへんにいる中小企業勤務のオッサンの悩みと解決なので、スーパー・ビジネスマンのそれよりは、皆さんにもウルトラ共感していただけると思う。 ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。 作者: フミコフミオ 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/

    9/27発売フミコフミオ本『ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。』最終段階で泣く泣くカットした未収録エッセイを公開します。 - Everything you've ever Dreamed
  • ひとつの出会いが、ギブアップ寸前だった僕を『戦える営業マン』へ変えてくれました。 - Everything you've ever Dreamed

    もしあの出会いがなかったら、運が悪かったら、これまで20年以上も、営業という仕事をやってこられなかったと思う。新卒で入った会社で営業部に配属してからの半年ほど、まったく結果が出なかったので、継続的に結果を出せるとはとても想像できなかったのだ。当時はインターネットで情報を集められなかったし、今のように営業スキルを教えてくれるような書籍もなかった(有名経営者の立志伝はあった)。会社の上司や先輩からは、足で稼げ、名刺を配れ、見込み客を増やせるだけ増やせ、と言われただけ。具体的に何をすればいいのか教えられなかった。新人もライバルの1人と見る風土があった。 当時、顔を出していたスナックで、時々見かける初老の男性がいた。彼はいつも一人で静かに飲んでいた。ママからは保険の営業マンだと教えられた。何十年もその道の新規開発営業でやってきた人だと。その頃の僕は、まったく結果が出せずに自信を喪っていた。仲の良か

    ひとつの出会いが、ギブアップ寸前だった僕を『戦える営業マン』へ変えてくれました。 - Everything you've ever Dreamed
  • Hagex氏が亡くなって1年になる。 - Everything you've ever Dreamed

    Hagex君(id:hagex)が凶刃に倒れてまもなく1年。「フミコさんもネットから出ましょうよ」という彼の言葉は、確実に腰の重い僕を変えてくれた。感謝している。僕が彼と実際にお会いしたのは亡くなる3ヶ月前で、そこから彼が亡くなるまで毎月会う関係だった。おそらく僕は、彼の最後のネット友達だろう。はてなブログを主戦場にする40代男性同士、意気投合して、イベントの構想やブログ運営について話をした。中年の男が毎月会ってアホな話をするのは、中学生にたとえると毎日遊んでいるような感覚だ。ビールをガブガブ飲んで盛り上がって株式会社はてなに赴いて改善プレゼンをしたのもいい思い出だ。他にもいろいろ構想はあったけれど彼の死で全部行き場を失ってしまった。当に残念だ。 ご遺族から、彼の最期の様子を聞かされたとき、自分なりに事件を追ったり振り返るたびに、怒りや悲しみを覚えたが、行き着く先はいつも彼の無念だった。

    Hagex氏が亡くなって1年になる。 - Everything you've ever Dreamed
  • 「私を病人扱いすると問題になりますよ?」と部下に言われた。 - Everything you've ever Dreamed

    仕事中に居眠りしてしまう新人君を預かって一か月になる。居眠りというかガチ寝。彼は隣の部署(管理部門)の人間なのだが、ボスの「環境を変えれば、改善するかもしれない」という思いつきの一言により我が営業部に研修という名目で期間限定で在籍している。期限の7月末までが長い。長すぎる。居眠り新人君こと眠狂四郎には、営業事務と企画立案をやってもらっているのだけれど、かなり仕事が出来る人間であることがわかった。書類作成も迅速で無駄がなく、企画案も予算と目的をとらえたきっちりしたものを拵えてくる。「もしかしたらこれはとんでもない逸材かも…」と認識を改めている。 車で外出する際は、眠狂四郎にハンドルを任せると必殺居眠り運転を繰り出してかなり危険なので、僕が運転をするようになった。眠狂四郎は出かける際、ホワイトボードに行先を書き、それから車のキーを僕のもとに持ってきてくれるのだが、何も言わずに僕のデスクにベン!

    「私を病人扱いすると問題になりますよ?」と部下に言われた。 - Everything you've ever Dreamed
    kazyee
    kazyee 2019/06/12
    産業医から病院行くことを指示するのは、問題ないような気がする。
  • 大型連休中に出勤して会社の闇を見つけてしまった。 - Everything you've ever Dreamed

    世間は絶賛大型連休中、僕が勤めている会社も原則10連休だ。原則というのは残酷な言葉で、なぜ残酷かと申し上げると、その陰には原則でない哀しい存在が予感されるからである。中間管理職の僕は、部下を休ませるために出勤していた。孤独ではない。僕と同じような管理職と、どうしても休めない数名の社員が出勤していたからだ。「家よりも会社にいたほうが気楽でいい」と仰る猛者もいたが、彼は、医者に心身、弁護士に家庭を診てもらった方がいいだろう。中間管理職は部下を休ませるため、その他は連休中に片づけなければないことがあるため、それぞれの仕事のために出勤していた。仕事があるから休日出勤!例外もいる。スタッフの仕事ぶりを監視監督する者だ。彼らは、眉間に皺をよせ、時に鞭をふるい、時に無知をふるい、下々の者を監視監督して働かせる。工場のラインに入るでも、デスクで書類を作るでもなく、ただ監視しているので誤解されがちだが、彼ら

    大型連休中に出勤して会社の闇を見つけてしまった。 - Everything you've ever Dreamed
    kazyee
    kazyee 2019/05/03
    そういう「趣味」の人では無かったところから真のホラーが始まるのである。
  • リストラを打ち出している企業グループの末端が悲惨すぎて言葉を失った。 - Everything you've ever Dreamed

    前職で大変お世話になっていた会社が廃業した。当時の担当者と会うことになったのは、「頼みごとがある」と連絡があったからだ。10年前、堂リニューアルの際、僕は、コンサル的な立場を任されていた。久々に訪れたその会社はラインが止められていて静かだった。正門の警備員詰め所は閉鎖されていた。頻繁に訪れていた頃は、構内をフォークリフトが頻繁に行きかっていてボケーとしていると危なかったが、注意を払う必要もなくなっていた。 会議室に通されるまでに、椅子、空調、あらゆる備品に青と赤の紙が貼ってあるのに気が付いた。マジックで売却と書いてある。青が多い。赤はときどき見かける程度。会議室も、デスクやソファーや壁掛け時計などの実用品だけでなく、よくわからない絵の入った額縁や、意味不明なオブジェにも売却の紙が貼ってあった。社内コンペの写真入った写真立てや、ボロボロのフロアマットまで売っていた。処分する金がないのだろう

    リストラを打ち出している企業グループの末端が悲惨すぎて言葉を失った。 - Everything you've ever Dreamed
  • 退職代行、被弾しました。 - Everything you've ever Dreamed

    若手期待のホープ君が退職代行サービスを利用して、姿を消してから、一週間になる。退職代行サービスの存在を知ったとき「そんなものまで代行するのかーなるへそなー」と他人事と思っていたのに、まさか、自分が被弾するなんて。ホープ君とサシで飲んだとき、冷酷でビジネスライクすぎると批判されたものの、考え方こと違えど、そこそこ分かりあえたつもりだった。仕事サイコー!と杯をぶつけた、あのときの「部長にぶつかっていきますよ!」は何だったのか。まさかぶつかってくるのが人ではなく代行業者とはね。ビジネスライクすぎやしないか。代行の担当者は、会社名を名乗り、ホープ君が退職する旨を伝え、手続きを進めてください、と言った。それだけ。理由等詳細は永遠に闇に葬られたわけだ。あの晩、立て替えた酒代も請求できない。被弾したときは「なんだよー」「ざけんなよー」と軽く血が上ってしまったけれど、それだけである。一線を引かれて相手が

    退職代行、被弾しました。 - Everything you've ever Dreamed
    kazyee
    kazyee 2019/03/18
    "所要時間26分"文の短さに比べるといつもより練っている印象
  • 部下が退職しました。 - Everything you've ever Dreamed

    若手のホープから、仕事のやり方に注文をつけられてしまった。彼の言葉を借りれば「リスペクトに欠けていてビジネスライクすぎる。冷たすぎる」。昨夏、ベテランが辞める際、慰留もせずあっさり辞めさせたこと、従来のやり方を急激に変えてしまったことに不満があるらしい。ビジネスライク、冷たすぎる…今、ホープ君の言葉が重く僕の胸に刺さっている。 ホープ君から誘われて飲みに行った際、「アレは茶番すぎます」と言われた。アレとは今年5月の黄金週間10連休への対応のこと。我が社は原則10連休だが、顧客対応のため、中三日、誰かひとり出勤しなければならなくなったのだ。公平に、くじ引きを行うことになり、僕がクジをつくった。紙を長細く切断して、当たりの1の先端をマジックで赤く塗った。部長特権で僕が最初にクジを引き、目論見通り、当たりクジを引いた。スタッフには楽させてもらっているので、連休くらいは、僕が出勤すればいい。どう

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  • ワークライフバランス最大の敵は人間のエゴである。 - Everything you've ever Dreamed

    「ワークライフバランス」と「ライフワークバランス」とが僕の頭の中でゴチャゴチャになってしまっている。というのも、毎日のようにボスから、従業員のワークライフバランスへ配慮しろ、ワークライフバランスを配慮しろ、配慮しろ、と毎日言われ続けた結果、それを考えるのがライフワークになっていたからである。裏を返せば、それくらい我が社にとっては火急の課題であるらしい。 ワークライフバランスは簡単にいえば「社員一人一人のプライベートも大事にしよう。それが仕事にも好影響を及ぼすよー」という夢のような考え方である。我が営業部には、そうした会社の取り組みより一歩先に行っている人物がいる。昨年の夏、「自分の生活水準、マイホームや自家用車や学費に対して、今の給与水準は見合わないので、仕事の成果とは別の観点から昇給してほしい」という独自性あふれるワークライフバランス論を展開してきた、年上の部下である。僕は畏敬の念を込め

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  • 食品業界の片隅にいる僕が「飲食店アルバイト不適切動画」問題について全部話す。 - Everything you've ever Dreamed

    またアホがやらかしたのか、という感想しかないけれども、飲店やコンビニのアルバイトスタッフによる不適切動画が話題になっている。法的な措置を取るところも出てきている。問題への反応も、立場によって「なんでこんなことやるんだ」というモラルの欠如、「口に入れるものなのに汚い!」という衛生管理問題、「アルバイト頼みの歪んだ職場環境のせいだ!即刻非正規スタッフを正規雇用へ!」という労働問題、「こういうことでしか表現できない…むしろ彼らは被害者です…」という心の闇問題、等々、さまざまで興味深い。僕が興味深いのは、いろいろな立場の人が、問題を解決するというよりは、自身のフィールドに落とし込み、かねてからの主張の材料にしているようにしか見えないところである。 僕は品業界に身を置いている。いつ、このような不適切動画の当事者になるかわからない立場だ。だから、仕事と思って比較的冷静に不適切動画を見ることができて

    食品業界の片隅にいる僕が「飲食店アルバイト不適切動画」問題について全部話す。 - Everything you've ever Dreamed
  • 元給食営業マンが「ファミマこども食堂」のスゴさを考察してみた。 - Everything you've ever Dreamed

    コンビニチェーンのファミリーマート(ファミマ)がこども堂運営に乗り出すらしい。「ファミマこども堂」を全国で展開 |ニュースリリース|ファミリーマート「大企業」「全国2000店舗」というスケール感は従来のボランティアに支えられたこども堂にはなかったものだ。この件について、僕は「スゴイ!物好きだなー!」というポジティブな第一印象を持ったのだけど、世の中は賛否両論みたいだ。賛否はそれぞれの考えや立場からのものだから別にいいのだけれども、「大企業」「営利」「こども堂の運営きっつー」というぼんやりしたイメージで意見をいっている人が多いように見えた。ひどいものになると助成金目当てではないかという声も見かけた。企業ガー!ボランティアガー!理念ガー!意見をぶつけあうのは大変時間と精神に余裕があって結構だが、その議論が、こども堂運営にかかる数字を把握しないでなされているものであったら意味がないので

    元給食営業マンが「ファミマこども食堂」のスゴさを考察してみた。 - Everything you've ever Dreamed