追越車線を走り続けるのは渋滞のもとですが、どの程度のドライバーが認識しているのでしょうか。NEXCO東日本による走行車線の利用を促す実験で、大きな効果が得られ、多くのドライバーも協力意思を示しています。 走行車線の利用促進実験で渋滞長「半減」も 高速道路における渋滞の要因は様々ですが、そのひとつに、多くのクルマが「追越車線を走り続ける」ことがあります。このため、NEXCO東日本関東支社では2017年以降、特定の区間で「走行車線の利用促進による渋滞対策実験」を行っています。 追越車線にクルマが集中すると、渋滞につながることも。写真はイメージ(画像:写真AC)。 実験は、道路脇にLED表示器を複数設置し、「渋滞予防のため」「左車線キープ」あるいは「左車線」「ご利用を」などと表示、走行車線の利用を呼び掛けるというものです。2017年度には、関越道下り線の東松山IC~嵐山小川IC間や、東北道上り線