@森繁和インタビュー 前編 コロナ禍で外国人選手の来日に影響が出た今季、あらためてその存在の大きさがクローズアップされている。とくにセ・リーグでは、ひとりも開幕に間に合わなかったDeNAが出遅れ、チームづくりにおける外国人選手の重要性が浮き彫りになった。 「外国人は"助っ人"。チームにとって大きいよ」 そう語るのは、2004年から中日でヘッドコーチや監督などを務め、渉外担当も兼任した森繁和氏だ。 "参謀"として落合博満監督を支えた同氏は、2010年にヘッドコーチに就任して以降、外国人選手との契約を球団からすべて任されたという。 中日在籍時代、独自のルートで多くの外国人選手を獲得してきた森繁和氏「ドミニカには15回くらい行った。当時、川上憲伸や山本昌などピッチャーの人数はある程度いた頃で、オレは"道"をつくりに行ったんだよ」 カリブ海のドミニカ共和国を皮切りに、ベネズエラ、キューバなど野球強