タグ

ブックマーク / sportiva.shueisha.co.jp (12)

  • 「犬猿の仲」高橋慶彦×正田耕三、禁断の対談が実現。「天才やもん、あいつ」と頭にきていた選手は?

    菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro布川航太●撮影 photo by Nunokawa Kota 広島カープOB 高橋慶彦×正田耕三対談(前編) ―― 高橋慶彦さんと正田耕三さんの対談をやるので、聞き手をお願いできますか? スポルティーバ編集部のTさんから最初に連絡を受けた際、耳を疑った。高橋慶彦さんと正田耕三さんは、ともに広島東洋カープのスター内野手だった。スイッチヒッターで俊足という共通点を持ち、1980年代後半には二遊間を組んだ名コンビでもあった。 だが、高橋さんが「(正田さんに)飛び蹴りをお見舞いしてやった」と証言するように、現役時代は犬猿の仲と言われた。そんな二人が対談をするとなれば、歴史的和解の場になるのではないか。 5月に高橋さんはスポルティーバの企画「高橋慶彦が選ぶスイッチヒッターベスト5。『オレは実験台だった』」の取材に答えた際、こんなことを言っ

    「犬猿の仲」高橋慶彦×正田耕三、禁断の対談が実現。「天才やもん、あいつ」と頭にきていた選手は?
  • 中日を支えたお買い得な名助っ人たち。森繁和が明かす中南米ルートの構築秘話

    @森繁和インタビュー 前編 コロナ禍で外国人選手の来日に影響が出た今季、あらためてその存在の大きさがクローズアップされている。とくにセ・リーグでは、ひとりも開幕に間に合わなかったDeNAが出遅れ、チームづくりにおける外国人選手の重要性が浮き彫りになった。 「外国人は"助っ人"。チームにとって大きいよ」 そう語るのは、2004年から中日でヘッドコーチや監督などを務め、渉外担当も兼任した森繁和氏だ。 "参謀"として落合博満監督を支えた同氏は、2010年にヘッドコーチに就任して以降、外国人選手との契約を球団からすべて任されたという。 中日在籍時代、独自のルートで多くの外国人選手を獲得してきた森繁和氏「ドミニカには15回くらい行った。当時、川上憲伸や山昌などピッチャーの人数はある程度いた頃で、オレは"道"をつくりに行ったんだよ」 カリブ海のドミニカ共和国を皮切りに、ベネズエラ、キューバなど野球強

    中日を支えたお買い得な名助っ人たち。森繁和が明かす中南米ルートの構築秘話
  • 「アライバプレー」誕生秘話。2人がアイコンタクトで演じていた離れ業

    菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro寺崎江月●協力 cooperation by Terasaki Egetsu 球史に残るコンビ「アライバ」対談 後編 前編:不仲説もあった2人の関係性は?>> 初の共著『アライバの鉄則』(廣済堂出版)を刊行した荒木雅博(中日一軍内野守備・走塁コーチ)と井端弘和(侍ジャパン内野守備・走塁コーチ)。同書に収録された「アライバ対談」の中で語られた、攻守でのコンビプレーの裏にあった秘話をお届けする。 攻守で息の合ったプレーを見せた井端弘和(左)と荒木雅博(右)photo by Sankei Visual 今でも「アライバプレー」と呼ばれる二遊間のコンビプレーがある。 センターに抜けようかというゴロをセカンドが逆シングルキャッチし、そのままカバーに入ったショートにグラブトス。ボールを受け取ったショートがファーストに送球し、アウトを奪うとい

    「アライバプレー」誕生秘話。2人がアイコンタクトで演じていた離れ業
  • 「アライバ」不仲説の答え合わせ。対談で明かしたふたりの奇妙な関係

    菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro寺崎江月●協力 cooperation by Terasaki Egetsu 球史に残るコンビ「アライバ」対談 前編 後編:攻守でのコンビプレー秘話>> 中日の黄金期を支え、2004年から6年連続でゴールデングラブ賞をダブル受賞した荒木雅博(中日一軍内野守備・走塁コーチ)と井端弘和(侍ジャパン内野守備・走塁コーチ)。「アライバコンビ」と言われたふたりが、初めての共著『アライバの鉄則』(廣済堂出版)を刊行した。 同書に収録された「アライバ対談」に同席したライターが、一部で不仲説も囁かれていたコンビ間の濃密かつ奇妙な関係性をお伝えする。 中日の黄金期を支えた荒木雅博(左)と井端弘和(右)photo by Ishikawa Kohzo その空間には張り詰めた緊張感が漂っていた。 神奈川県・横浜市のあるホテルの会議室に、テーブルを挟む形

    「アライバ」不仲説の答え合わせ。対談で明かしたふたりの奇妙な関係
  • ブラジル人記者が日本に愛の檄「3-0で勝つべき。もっと悔しがって」

    リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon利根川晶子●翻訳translation by Tonegawa Akiko サッカーに関わる仕事に就いてすでに35年以上になる。取材でどこの国に行っても、どの大会に行っても、みんなが私を温かく、笑顔で受け入れてくれる。それは、私がブラジル人だからだ。サッカーの国からやって来たからだ。 「第一に応援するのはもちろん自分の国だが、その次に応援するのはブラジルだ。私の第二の心のチームだ」と言う人にも、これまで何度も出会ってきた。陽気で楽しいプレー、誰にもできないようなテクニック、そんなブラジルサッカーのおかげで、世界の多くの人がブラジルを愛してくれている。 日の皆さんは、日もこのブラジルに近づきつつあることをおわかりだろうか? こうした人々の親しみという気持ちを、ブラジルはW杯をはじめとした国際大会で何年もかけ獲得してきた

    ブラジル人記者が日本に愛の檄「3-0で勝つべき。もっと悔しがって」
  • 平成最後の天皇賞・春は「華麗なる一族」の3頭が魅せる!

    4月28日、京都競馬場でGI天皇賞・春(芝3200m)が行なわれる。 "平成最後のJRAGI"となるこのレース。"平成の盾男"の異名をとり、メジロマックイーン、ディープインパクト、キタサンブラックなどで天皇賞は春秋合わせて14勝を挙げている武豊騎手の騎乗がない(香港に遠征中)のは少し寂しいが、面白いメンバーが揃っている。 平成最後の天皇賞を締めくくるのに相応しい血統馬と見ているのがグローリーヴェイズ(牡4歳/美浦・尾関知人厩舎)だ。 今年1月の日経新春杯を制したグローリーヴェイズ 父ディープインパクトは2006年のこのレースをレコード勝ちし、クラシック三冠を含むGI7勝を挙げた"平成の最強馬"の1頭。3代母メジロラモーヌは、1986年に史上初の牝馬三冠を達成した名牝だ。グローリーヴェイズは血統表内に、牡牝の三冠馬の血を持っている。 グローリーヴェイズは洞爺湖町のレイクヴィラファームの生産馬

    平成最後の天皇賞・春は「華麗なる一族」の3頭が魅せる!
    kazyee
    kazyee 2019/04/26
    既ブコメでも指摘されているが、良血馬だからって「華麗なる一族」というレッテル貼りは、競馬では安易に使えない。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E9%BA%97%E3%81%AA%E3%82%8B%E4%B8%80%E6%97%8F_(%E7%AB%B6%E9%A6%AC)
  • 野村克也のコンプレックス炸裂。「巨人出身の森祇晶に負けたくない」|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

    西武×ヤクルト "伝説"となった日シリーズの記憶(15) 【指揮官】ヤクルト・野村克也 前編 (前回の記事はこちら>>) 四半世紀の時を経ても、今もなお語り継がれる熱戦、激闘がある。 1992年、そして1993年の日シリーズ――。当時、"黄金時代"を迎えていた西武ライオンズと、ほぼ80年代のすべてをBクラスで過ごしたヤクルトスワローズの一騎打ち。森祇晶率いる西武と、野村克也率いるヤクルトの「知将対決」はファンを魅了した。 1992年は西武、翌1993年はヤクルトが、それぞれ4勝3敗で日一に輝いた。両雄の対決は2年間で全14試合を行ない、7勝7敗のイーブン。あの激戦を戦い抜いた、両チームの当事者たちに話を聞く連載の8人目。 第4回のテーマは「指揮官」。前回の西武・森祇晶に続き、今回はヤクルト・野村克也のインタビューをお届けする。 1993年は長嶋茂雄監督率いる巨人とペナントを争った野村

    野村克也のコンプレックス炸裂。「巨人出身の森祇晶に負けたくない」|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
  • 日本戦の視聴率38%! イタリア人はリアル「キャプテン翼」に惚れた

    60年ぶりにアッズーリ(イタリア代表)のいないW杯を過ごしているイタリア。 昨年の11月に欧州予選プレーオフで敗退したときは「世界の終わり」と嘆き、「来年の夏、W杯は見ない!」と叫んでいたが、なんだかんだと言ってもサッカーが好きな国民性。世界的サッカーの祭典を無視することは不可能なようだ。試合のテレビ視聴率も予想を大きく超えて好調で、ここまでの最高視聴率は、なんと日対ベルギー戦の38%。実に800万人が試合を見たことになる。 それにしても、イタリア人はどんな思いでW杯を見ているのだろうか? 自国がW杯に出ているときは、やはり自分のチームばかりに目がいくものだ。特にイタリアは、サッカーとなると国民すべてが監督や評論家になると言われる国。大会中はどこへ行ってもアッズーリについて口角泡を飛ばす姿がみられる。だが、今回はイタリアがいないおかげで、人々は胃がキリキリするような思いもせず、リラックス

    日本戦の視聴率38%! イタリア人はリアル「キャプテン翼」に惚れた
  • スペインの知将が西野采配に苦言。「3人の選手は効果的でなかった」

    「試合前に先発メンバーを確認したとき、私は思わず固まってしまった。もちろん、連戦が続き、選手の疲労などの理由はあったのだろう。決勝トーナメントを見据えた采配だったのかもしれない。それにしても、6人もの先発変更は危険すぎた」 日のポーランド戦後、ジョゼップ・グアルディオラも信頼を寄せるスペインの"慧眼(けいがん)"、ミケル・エチャリはそう言って、プランニングの問題を指摘している。 エチャリは大会前から、ロシアW杯での日の「サプライズ」を論理的に予想していた。結果はまさにそのとおりになっている。しかし、第3戦目に関しては「命拾い」と厳しく表現した。 大胆というよりは無謀な選手交代で挑んだ西野ジャパンを、エチャリはどのようにスカウティングしたのだろうか? ポーランド戦で長谷部誠に代わり先発した山口蛍。日の中盤は安定を欠いた「正直、選手のコンディションがわからないので、迂闊(うかつ)なことは

    スペインの知将が西野采配に苦言。「3人の選手は効果的でなかった」
  • 53歳の山本昌が、突然ピッチング練習を再開。その驚くべき理由は?

    まるで映画のワンシーンでも見ているかのようだった。 夕闇に染まるブルペン、ジャージ姿の大男がマウンドに立つ。両腕を揃えて天に掲げるような特徴的なワインドアップから、捕手に向かって軽く左腕を振り下ろす。球速にすれば80キロにも満たないようなスローボール。それなのに、ボールにはしっかりと回転がかかっており、捕手のミットを「ドスン」と叩く。 ブルペンの脇でトレーニングしていた10人ほどの高校生が、一斉に手を止めて大男のキャッチボールにじっと見入る。誰も言葉を発しない。ただただ静謐(せいひつ)な時間が流れていた。 球児たちの視線に気づいた大男は、苦笑しながらこう言った。 「ごめん、ごめん。3年ぶりだからまだこんなボールしか投げられないけど、あと2、3カ月もすれば、お前らよりいいボールを投げるようになるから」 山昌コーチ(写真中央)の話を熱心に聞く日大藤沢の選手たち 大男は8月で53歳になろうとし

    53歳の山本昌が、突然ピッチング練習を再開。その驚くべき理由は?
  • 伊調馨がALSOK広報部に異動したので、さっそく名刺交換してきた

    宮崎俊哉●取材・文 text by Miyazaki Toshiya佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki ALSOKの伊調馨(いちょう・かおり)が、同社アスリートのほとんどが所属する教育・訓練部から、2018年1月1日付で広報部へ異動。五輪4大会連続金メダルのレスリング女王は、ビジネススーツに身を包み、朝9時から夕方18時までフルタイムで業務に就いている。 所属するALSOKで今年から広報部に異動した伊調馨 「仕事をしっかりしたいと思い、自分から希望しました。もともと、私たちスポーツ選手も社員。試合に出場する予定があれば練習を優先して仕事を免除されていましたが、私の場合は今、試合出場の予定がないので。 就職させていただいて12年。正直、自分が勤めているのが警備会社だということ以外、何もわからずにここまで来てしまいました。でも、それではダメだと思ったんです。レスリングしか知ら

    伊調馨がALSOK広報部に異動したので、さっそく名刺交換してきた
  • 保留者ゼロ。なぜ中日の選手たちは「大幅減俸」を受け入れたのか

    以下の金額は、すべて推定である。 それが、総額で8億円超なのだとか――。 中日のGMに就任した落合博満氏は8億円を超すコストカットを実現させた 日プロ野球選手会が公にしている年俸調査に基づくと、外国人選手を除いたドラゴンズの2012年度、61選手の年俸総額は31億7080万円。この額には出来高契約等の金額は反映されていないので正確な数字とは言えないかもしれないが、つまり、8億円といえばドラゴンズの年俸総額の約4分の1ということになる。このオフ、ドラゴンズは前年比で約8億円、およそ4分の1のコストカットを実現させたのだ。 そんなに減らせるものなのか。 いや、この人が気になれば、そのくらいは減らせるということか。 これが、ゼネラルマネージャーとして2年ぶりにドラゴンズに戻ってきた落合博満前監督の辣腕による賜(たまもの)であることは容易に想像できる。11月20日、谷繁元信監督兼捕手が選手とし

    保留者ゼロ。なぜ中日の選手たちは「大幅減俸」を受け入れたのか
  • 1