伊藤園と筑波大学発ベンチャーのMCBI社(本社:茨城県つくば市)の2社は8月2日、サンディエゴ(アメリカ合衆国カリフォルニア州)で開催されているアルツハイマー病協会国際会議(Alzheimer’s Association International Conference:AAIC)2022で、「抹茶を継続摂取することで睡眠の質向上と一部の認知機能の維持・改善に及ぼす効果を確認した」と発表した。 【関連記事】AI画像分析技術でお茶摘み時期を判断、伊藤園と富士通が共同で開発、スマホ活用で使いやすく 伊藤園とMCBI社の共同研究チームで、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)と主観的認知機能低下(SCD)の高齢者を対象にした臨床試験「抹茶の認知機能低下抑制効果を評価する試験」を実施し、研究成果として発表したもの。 伊藤園とMCBI社によれば、抹茶は古くから日本国内において親しまれてきた飲み物