印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 前回までは安全なウェブアプリケーションを作成する手法をいくつか説明してきた。今回からは代表的な脆弱性についての検査方法を説明していきたい。まずは、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性について、その検査方法を紹介する。 XSSとは、入力として受け取ったデータに含まれている「Javascript」などのスクリプトやタグが、それらが有効な形で出力(HTTPレスポンス)に含まれているために、ブラウザが意図しない動作や表示を行ってしまう脆弱性だ。 この脆弱性を使った攻撃の被害者はサイトを利用している利用者であり、サイトが直接的な被害に遭うことはない。この脆弱性を利用すると、攻撃者が意図した通りにブラウザをコントロールすること(たとえば、
最近Webアプリケーションに存在するセキュリティホールが注目を浴びている。その中でも「クロスサイトスクリプティング」と呼ばれる脆弱性が有名であるが、クロスサイトスクリプティング脆弱性について正確に理解している人が依然として少ないと感じる。 本稿では、クロスサイトスクリプティングとはどのような脆弱性であるのか、この脆弱性を持ったサイトが攻撃されるとどのような被害が起き得るのか、なぜそのようなセキュリティホールが作り込まれてしまうのか、どのように対策をすればよいのかを解説していく。 ※以下本文中では、クロスサイトスクリプティング脆弱性のことを「XSS」と表記する。「Cross Site Scripting」の略であるから「CSS」と表記している記事もあるが、「Cascading Style Sheets」の略も「CSS」となり紛らわしいため、「XSS」と表記する場合が多くなってきている。本稿で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く