2012年8月、米国のグーグルプレイの人気ゲームランキングに日本発のソーシャルゲームがベスト3入りした。そのゲームは「ダークサマナー」。名古屋に本社を置くエイチームが自社開発したゲームで、日本のゲームは米国で通用しないという業界の定説を打ち破った。 「カナダ人のゲーム技術者を企画リーダーにして、世界で通用するゲームを追求してきた」とエイチーム社長の林高生は言う。 快挙はそれだけではない。12年11月には、マザーズから東証1部に、わずか7カ月半で変更となった。「史上最短記録にこだわった」のだという。大ヒットしたソーシャルゲーム「AKB48ステージファイター」(グリー提供)の開発・運用を行っているのもエイチームだ。 人当たりのいいひょうひょうとした雰囲気の林だが、これまでさまざまな試練を乗り越えてきた。陶芸家だった父親を9歳のときにがんで亡くした。5人兄弟の4番目だが、長男の林は責任感が強かっ

