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ブックマーク / caspar.hazymoon.jp (2)

  • プロテクトモードのセグメント機構

    プロテクトモード時のセグメント機構は、リアルモード時のそれとは大きく異なります。リアルモードの場合、メモリへのアクセス範囲は1MByte(0x00000-0xfffff)に制限されています。またセグメントレジスタには、セグメントアドレスをセットする事によりメモリのアクセスを行います。 一方、プロテクトモードの場合、メモリのアクセス範囲は4GByte(0x00000000-0xffffffff)まで拡張されていて、セグメントレジスタには、メモリのアクセス範囲やアクセス属性が設定された、ディスクリプタ・テーブル[Descriptor Table]のセレクタ値と呼ばれるインデックス値をセットする事によりメモリアクセスが行われます。 セレクタは、セグメントのアドレス・サイズ・属性を格納しておく、ディスクリプタ・テーブル[Descriptor Table]のインデックスとなっていて、CPUはその内容

  • ELF Format

    a.out形式はUNIXで長い間使われてきたが、Unix System Vの登場時に、クロスコンパイルや動的リンクなどに、対応するためにより良い形式が必要だとして、ELF(Executable and Linking Format)が作られました。 ELFは、再配置可可能オブジェクト・実行可能・共有オブジェクト・コアという4種類のファイルがあます。 再配置可可能オブジェクト 再配置可可能ファイルは、アセンブラやコンパイラが作成する、オブジェクトファイル 実行可能 実行可能は、再配置が全て完了し、シンボルも解決してある(実行時に解決される、共有ライブラリのシンボルは除く) "lsコマンド"のような実行可能なファイル 共有オブジェクト リンカ用のシンボル情報と実行時に使われるコードを格納する、共有ライブラリ等のファイル コア ELF ファイルフォーマットを使っている実行可能ファイルはELFヘッ

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