関連トピックス野田佳彦尖閣諸島 野田佳彦首相は26日午後(日本時間27日未明)、米ニューヨーク市内のホテルで記者会見し、自民党の安倍晋三新総裁が年内の衆院解散を求めていることについて「どなたにも具体的な時期を明示することはない」と述べ、衆院解散の確約には応じない考えを示した。 首相は会見に先立ち、安倍氏に電話し、内閣改造後を念頭に「お互い新体制作りを終えた後に党首会談を行いたい」と要請した。党首会談では、臨時国会召集の時期や特例公債法案など重要法案の取り扱いを協議したい考えだ。首相は「安倍新総裁は『3党合意は守る』、特例公債法案についても『政争の具にはしない』と発言している」と述べ、安倍氏の協力に期待を示した。 一方、尖閣諸島国有化について「我が国における所有権移転の問題だと中国に説明してきたが理解されていない」と指摘。そのうえで「領有権の問題は存在しないというのが基本だ。そこから後