秋田市の動物園で死んだコクチョウと、鳥取市で見つかった野生のコガモのふんからいずれも強い毒性の鳥インフルエンザウイルスが確認されたことを受けて、環境省は警戒のレベルを最も高い「3」に引き上げました。 環境省によりますと、国内では鹿児島県出水市の水田の水のほか、鳥取市でも水鳥のふんから強い毒性の鳥インフルエンザウイルスが検出されていて、環境省は警戒のレベルを最も高い「3」に引き上げました。 環境省は動物園などの半径10キロ圏内で死んだ野鳥がいないか監視するとともに、今後、調査チームを現地に派遣して、感染のリスクが比較的、低い鳥にまで対象を広げて検査するなどして感染ルートの解明を進めることにしています。 警戒のレベルが最も高い「3」に引き上げられるのは、おととし11月以来、2年ぶりです。