「Internet Explorer(IE)」に未修正の脆弱性が存在しており、犯罪者がフィッシング詐欺に悪用するおそれがあると、専門家が警告している。 セキュリティ監視企業Secuniaが米国時間4月4日に発表した勧告によると、同脆弱性はブラウザウィンドウのアドレスバーを偽装するために用いられることがあるという。この手法は、実際は偽のウェブページを閲覧しているユーザーをだまし、正規のサイトだと信じ込ませる、フィッシング詐欺を仕掛けるために使用される可能性がある。 フィッシングはオンラインで広く見られるようになった詐欺の一種で、無防備なインターネットユーザーから個人情報を盗むことを目的としている。通常のフィッシング攻撃では、スパムメールと、クレジットカード会社や銀行といった信頼できる機関のものに見せかけられた偽のウェブサイトが組み合わせられる。 Secuniaは、IEがウェブページおよび「M
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