NTTドコモは、スマートフォンの端末に話しかけると、ことばを認識して、手で操作しなくてもソフトウェアを使って検索することなどができる新たな技術を、来月から導入することになりました。 会社側の発表によりますと、この新しい技術は、スマートフォンの端末に話しかけると、ネットワーク上の「クラウド」と呼ばれるサーバーに送られて、ことばの意味を認識し、その情報を端末に打ち返して端末を操作したり、端末に載っているアプリを動かしたりできるということです。 例えば、端末に向かって「渋谷駅までの終電」と話しかけると、最寄り駅から渋谷駅までの最終電車の経路を調べることができるということです。 今のところ、ことばを正しく認識できる割合はおよそ9割で、方言などには対応していないということです。 開発を担当した栄藤稔部長は「話しかけるだけで使えるので、複雑な操作に自信がないお年寄りなどにもスマートフォンを使ってもらう