文部科学省が全国の教育委員会に「中学校の部活に適切な休養日」を設定するように求めた。文部科学大臣「部活動の適正化を」松野文部科学大臣は6日、記者会見で「部活動の適正化を推進し、指導にかかる教員の負担を大胆に減らしていく」と述べた。2017年に部活動の総合的な実態調査を実施し、適切な練習時間や休養日を含めた総合的なガイドラインを策定。また、各都道府県に「休養日の適切な設定」を求める通知を出す他、地域の指導者等が指導や単独での引率を行えるように、部活指導員の省令上の位置づけについてパブリックコメントを開始。さらに、休日の部活動指導手当について、支給額の引き上げを2017年度予算案に反映しているという。2割超の学校で「部活の休養日無し」文部科学省が部活の適正化に乗り出すのは、教員の長時間労働を改善して負担を軽減させるためだ。スポーツ庁の実態調査によると、約22%の中学校が部活の休養日を設定してお