カメキチの目 「パフォーマンス」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「パフォーマンス」。辞書によれば意味はいろいろありますが、ここでは「芸術」や「人目を引く」のほうではなく、「働き」「機能」「性能」のほうです。 この言葉は昭和ではあまり使われなかった(と思う。私だけかもしれないが聞いたことがなかった)。 あの人が総理になる前後から、メディア(とくにテレビ)が流行らせた言葉だと思っている(もちろんそのときは「人目を引く」のほう。メディアのおおかたは、自分は自民党でありながら「自民党をぶっ壊せ!」と刺激的な言葉と物腰を弄する彼を総理大臣にと《それが自分たちの利益につながるので》持ちあげていた)。 それはどうでもいいが、 「パフォーマンス」について内田さんはこんなことを述べる。 『街場の読書論』から【引用】 書斎にこもって万巻の書を読んでいるがひとことも発しない人と、ろくに本を読まないけれど
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