「天国に一番近い男」「日本最強のクライマー」と呼ばれる世界的な登山家、山野井泰史さん(43)が17日、東京都奥多摩町の自宅から約2キロ先でクマに襲われ、顔や腕をかまれるなど重傷を負った。感染症を発症しなければ全治1、2カ月という。 青梅署や搬送先の病院などによると、山野井さんはこの日午前6時ごろ、自宅を出発して遊歩道をジョギング。約1時間後、山梨県境に近い奥多摩湖の北側の山中で親子とみられるクマ2頭と出くわし襲われた。「クマに鼻付近を食いつかれて放さなかった。ケリを入れたりしたが、これ以上抵抗するともぎ取られると思い、抵抗をやめたら力が抜けたので脱出した」という。 重傷ながら約30分かけて自力で下山。妻が旅行中で不在だったため、自宅向かいの民家へ駆け込み、救急車とヘリで青梅市内の病院に搬送された。「鼻は骨がもげており、皮一枚でつながったような状況だった」(病院)といい縫合など約5時間もの手
8日午前11時ごろ、秋田県鹿角市八幡平水沢の山中で、イワナ釣りをしていた同市八幡平小豆沢碇、無職、阿部幸治さん(74)がクマに襲われ、顔を引っかかれるなど重傷を負った。病院で手術を受けたが、命に別条はないという。 鹿角署によると、阿部さんは8日朝に軽トラックで自宅を出発し、1人で釣りをしていた。襲われた後、自力で軽トラックまでたどり着き、運転して下山、同市の知人男性(63)に携帯電話で救助を求めた。阿部さんは知人男性に「急にやぶからクマが出てきた」と話していたという。
ヒグマに襲われた?北海道の雑木林で男性死亡 17日午後10時50分ごろ、北海道標津(しべつ)町茶志骨(ちゃしこつ)の当幌(とうほろ)川川岸にある雑木林で、標茶町の無職長沢進さん(58)が顔から血を流して倒れているのを、知人の男性(62)が発見した。 長沢さんは中標津町内の病院に運ばれたが、顔面を骨折しており、死亡した。死因は失血死。 道警中標津署は、長沢さんの顔の傷などからヒグマに襲われたとみて調べている。 同署によると、男性は長沢さんと2人で車で川にサケを捕りに来ていたと話している。長沢さんが一人で川に向かってから約10分後、車内に残っていた男性が、悲鳴と獣のうめき声を聞き、駆けつけたところ、長沢さんが倒れていたという。
今年7、8月の夏山2カ月間に山梨県側から富士山頂を目指した登山者は、24万7000人に達した。要因は複数あるが、ひと夏にこれほど登るととんでもない者も出てくる。一方で世界文化遺産登録への動きが加速する中で、自然保護に「登山を有料制に」との話も出てきた。“2008夏・富士山”を総括した。(牧井正昭) 昭和56年以降の記録では62年の20万277人が最高だった。今夏は一気に記録を更新。排ガスから動植物を保護するため、毎年8月中旬の2週間、5合目に通じる有料道路のマイカー規制を実施するが、規制もなんのその。バスは通行可能で今年は平日でも3000〜8000人の登山者が入山した。“暑いと登山者が増える”というが、暑さだけではなさそう。 ふもとの富士吉田市富士山課の分析だと、「今夏は山の天候が安定していた」ことが第1の理由に挙げられる。シーズン中に日本の南海上で6個の台風が発生しているが、富士山には1
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