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  • ユリイカ坂本龍一増刊 - 【B面】犬にかぶらせろ!

    今日発売の「ユリイカ2009年4月臨時増刊号 総特集=坂龍一」に「九〇年代の坂龍一 またはGEISHA GIRLSは如何に戦いそして敗れたのか」というテーマで原稿を書いてます。 ユリイカ2009年4月臨時増刊号 総特集=坂龍一 SKMT 作者: 見城徹,大貫妙子,友部正人,元ちとせ,Shing02,大谷能生,しりあがり寿出版社/メーカー: 青土社発売日: 2009/04/13メディア: ムック購入: 6人 クリック: 28回この商品を含むブログ (40件) を見るこの原稿では触れてないけど、僕が坂龍一の作品の中で最も好きなのは『Ballet Mécanique』。最初に同曲をリアルタイムで岡田有希子の『wnder trip lover』として知り、のちに中谷美紀『クロニック・ラブ』に触れ、実は最後に聞いたのが『未来派野郎』に収録されていたバージョン。 あと、今回あらためて聴いたけど

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  • 今週のスライ・ストーン - 【B面】犬にかぶらせろ!

    昨日の朝日新聞に載ったピーター・バラカンのスライ・ストーンのブルーノートのライブリポートを読んだ。頭40分はスライ抜きで演奏し、2曲半だけスライが参加してステージを去ったとのこと。 20年ひきこもった末に復活して来日。90年代の引きこもりモードを超えて、いまゼロ年代に復活した決断主義者! 黒い吾ひでお! そのちょっと前の東京JAZZ2008のライブレポートでおもしろかったのはこの辺。 http://d.hatena.ne.jp/golgo139/20080831/p1 http://d.hatena.ne.jp/mihamaku/20080831/p1(イノキゲノム・笑) 今回のラリー・グラハム抜きのスライ & ザ・ファミリー・ストーンなんて、ミッキー吉野がいないゴダイゴのようなものだ。とはいえ、動いているスライが観られるなんて、ほんの数年前までは想像もつかなかったけど。 それに引き替え

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    kechida
    kechida 2008/09/09
  • 連合赤軍事件は失敗した自己啓発セミナーだった - 【B面】犬にかぶらせろ!

    m9(エムキュー) (晋遊舎ムック) 出版社/メーカー: 晋遊舎発売日: 2008/04/26メディア: 単行 クリック: 466回この商品を含むブログ (42件) を見る『m9』という雑誌に原稿を書いてます。 連合赤軍の大量粛正事件と現代の就職活動の共通点みたいな話です。 連合赤軍の大量粛正とは、森恒夫と永田洋子が連合赤軍という組織の中で権力を掌握しようとするために起こったというのが定説だと思うけど、実はそうではなくて、当時日に持ち込まれたばかりの自己啓発セミナーのメソッドを永田洋子が持ち込み、それをよく知らないままに森恒夫が運用したのだという説を取りあげています。 大勢でひとりを責めたてて、自己反省を促すという総括の手法は、自己啓発セミナーのメソッドそのもの。そのあとでやさしいことばをかけることで、その人間の回復を促すのがセミナーの基なのだけど、森はそういったコントロールをしなか

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  • デビッド・ボウイと大島弓子は同い年 - 【B面】犬にかぶらせろ!

    イギー・ポップも同い年。1947年生まれ。今年還暦。お元気ですか? 70年代の少女マンガを見ていると、グラムロックの影響が少なくない。 この前『エースをねらえ』を読んでいたら、主人公・岡ひろみの部屋にはマーク・ボランのポスターが(T-BOLANじゃない)貼ってあったし。 『エースをねらえ!』の連載期間は1973年から1980年。グラムの流行はすごく短期でしぼんだと言われていて、72,3年がピークかな。1974年にはすっかり収束していたらしい。 久々にリンク。yakoさん制作。 ■少女漫画に出てくるデビッド・ボウイ ■少女漫画に出てくるミュージシャンいろいろ 大島弓子選集 (第8巻) 四月怪談 作者: 大島弓子出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 1986/01メディア: 単行購入: 3人 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見るジギー・スターダスト(紙ジャケット仕様)

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  • 俺が選んだ“ちょいワル”セットリスト - 【B面】犬にかぶらせろ!

    『オン・ザ・ビーチ』クリス・レア 『時間よ止まれ』矢沢永吉 『That Old Feeling』チェット・ベイカー☆☆☆ 『失恋レストラン』清水健太郎☆☆☆☆ 『Come Fly With Me』フランク・シナトラ 『男の滑走路』クレイジーケンバンド 『Kiss』The Art Of Noise Featuring Tom Jones 『ダイナマイト・ロック』梅宮辰夫 『ダイナマイトが百五十屯』小林旭 『サムライ』沢田研二 『愛のメモリー』松崎しげる 『スローなブギにしてくれ』南佳孝 『Can't Get Enough of Your Love, Babe』バリー・ホワイト 『恋のひとこと』勝新太郎☆☆ 『Real Face』KAT-TUN 渋めの男性ボーカルでまとめてみた。アキラだけは声が甲高いけど。これは我ながらよさそうだから当にミックスCDを作ってドライブ用にしよう。 ちなみに名前

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    kechida
    kechida 2006/08/03
  • [B面]犬にかぶらせろ!- 一澤帆布騒動とドメインの問題

    世事に疎い僕は“一澤帆布”というブランドすら知らなかったんだけど、この一澤帆布を巡るお家騒動が面白過ぎ。 顛末の詳細なんかはしたを見てもらうとして、 法律は万能ではない。一澤帆布お家騒動 一澤帆布お家騒動 過去の経緯と今後の展開 早い話が一澤帆布を支えてきた三男と、遺言状を後から出してきた長男による“一澤帆布”のブランドの跡目争い。結局、裁判の結果、三男は敗れ社長を解任され、長男が跡目を継いだんだけど職人達は三男について行き、一澤帆布の店舗の向かいに“一澤信三郎帆布”として店舗を構えた(昨日がそのお店のオープンだった)。 元からある一澤帆布の方は職人を失い、製造ができずに休業状態とのこと。結局裁判で負けた三男は人望を持って大逆転勝利を収めましたという話に収まりそうなんだけど、そんな長男側に光明があるとしたらウェブサイトのドメインの権利なんじゃないかと。 一澤帆布でググルと一番に http:

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  • 『釣りバカ日誌』と娯楽映画の今 - 【B面】犬にかぶらせろ!

    現在公開中の『釣りバカ日誌』を観た。 娯楽映画のパターンとしてはいくつもの要素を詰め込み過ぎで消化できてないんだけど、お腹一杯で楽しかったという『踊る大捜査線』のタイプの映画だった。今の日映画界を代表するこの両大衆娯楽シリーズのファン層はおそらくほとんどかぶらないはずだけど、両シリーズの共通点は多い。 まずは“男同士の密通”が物語りの軸であること。“釣りバカ”は社員と社長という立場の2人が“釣り”を通し密通する物語。“踊る〜”は所轄の刑事と庁のエリートが“組織改革”という理想に共感し密通する物語。次に、舞台となるのがどちらも旧態然とした大組織であるところ。“釣りバカ”は大手ゼネコンが舞台で、“踊る〜”は警察。そういや加藤武を筆頭とした取締役連中はスリーアミーゴズに匹敵する(小野武彦は両作に出てるんだなあ)。 “寅さん”の時代には下町の風景や義侠心が“ニッポンの心”だったけど、現代の“ニ

    kechida
    kechida 2005/09/13
    ネタバレありかも。
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